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2008年4月 1日 (火)

桜と新日吉神宮

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新日吉神宮・・・「いまひえじんぐう」って読みます。なかなか読めません。 私、今まで「新日吉神社」だとばかり思っていました。当然私は「いまひえ」とシッカリ読めますよ。

東山七条の智積院と妙法院の間の通称「女坂」と呼ばれる京都女子学園へと続く坂道の途中にあります。(こんな立派な神社があったかしら) 場所はここです
その上の阿弥陀ヶ峰の頂上には豊臣秀吉のお墓「豊国廟」があります。

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新日吉神宮 (いまひえじんぐう)   新日吉神社  新日吉神社
永暦元年(1160)、後白河法皇が、その御所法住寺内に比叡山東坂本の日吉山王(ひえさんのう)七社を勧請したのが当社の始まりである。祭神として、後白河法皇のほか、皇居守護神山王七柱を祀り、酒造、医薬、縁結びの神として信仰を集めている。
当初は智積院南側に創建されたが、元和元年(1615)、豊国廟社の破毀とともに旧廟前に移り、更に明治30年(1897)にこの地に移った。
5月第2日曜は「新日吉祭」。新日吉小五月会(こさきのまつり)として古くから伝わる行事。神幸出立祭の後、馬場御供(鳳輦前で妙法院門跡による御法楽の儀)、続いて行列が氏子地を巡行。

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楼門が綺麗です。武者さんも綺麗過ぎてちょっと恐い。

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社殿は応仁の兵火で焼け、その後しばしば増改築が行われたが、現在の本殿は、天保6年(1835)の改造で、大きな流造である。

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古くから朝廷の崇敬が厚く、上皇の御幸は108度に及んだといわれ、また数多く天皇の遺物、宸筆を蔵している。また、寛政10年(1798に妙法院から境内の樹下社に寄進された、長谷川等伯筆と伝わる豊臣秀吉の肖像が保存されている。
なお、江戸後期の小沢蘆庵をはじめ、多くの文学者の稿本など近世文学の資料を蘆庵文庫の名で宮司家が保存していることは有名である。(以上説明は京都市駒札)

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軒の丸瓦、模様は菊のご紋でしょうか、花が4等分で変わってますね。

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撮影は3月28日。ソメイヨシノ2-3分咲き。

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拝殿からの本殿。本殿の前、左右に網に入ったお猿さんが。

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御神猿の霊験
太古に京都、滋賀地方を開発された日吉大神は、千年の皇都の鬼門をご守護になった霊神で、昔から朝野の信仰は、真に顕著でありました。当神宮本殿の前に安置する御猿は、大神の御使者で、信者の災禍を去るという不思議な働きをされます。常に御幣を捧げて悪気を祓い、すべての災厄を退けて、幸福を授けられます。
新日吉神宮社務所  (説明板より)

本殿に向かって左は幣帛を持って、凛々しい感じがします。

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右は、烏帽子をかぶり、右手には鈴。左手には扇子を持った三番叟姿です。
先日紹介の鬼門にある「幸神社」「御所の猿ヶ辻」のお猿さんと同じですね。逃げ出さないようにか、網で囲われていて。(これは鳩除けかな?)
「赤山神社」の屋根の上のお猿さんは→こちらの記事です。
「幸神社」のお猿さんは→こちらの記事です。(御所の猿ヶ辻にリンクしてます

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本殿から拝殿の方を見ました。
新日吉神宮と関連している「豊国神社、方広寺の鐘」は→こちらです。

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お百度は知ってますが、、、お千度。これはスゴイ。でも千本も串は無いと思います。多分、1回で10回参ったことにするんじゃないかな? 節分に食べる豆みたいに。(だって歳の数だけ豆は食べれないもん!)

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境内には「天満宮」「愛宕社」「秋葉社」「豊国社」があります。

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楼門を境内から。サラッピンです、綺麗。

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外に山口稲荷社があります。

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ナッ何なんだ・・・お座敷バスか?(乗りたいなあ~と思った方は次をお楽しみにね)

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565段の石段を上っての「豊国廟」は桜の合間に記事にします。
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コメント

こんばんは~

京都は本当に奥が深い。。
「新日吉神宮」いまひえと読むんですね
難しい。。。私は読めない(笑)

りせさんお尋ねしたいのですが~
嵐山の長谷川邸ってご存じないですか?
個人のお宅らしいのですが・・桜の時期だけ
見せていただけるとか、お聞きしたのですが~

投稿: 京子 | 2008年4月 1日 (火) 22:21

★京子さん こんばんは♪
長谷川邸、嵐山のあたりだとさぞ大きな御邸宅だろうと察します。私は知らないです。申し訳御座いません。

投稿: りせ | 2008年4月 1日 (火) 23:50

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