北野天満宮 梅だより
北野天満宮
菅原道真公を祀り、「北野の天神さん」と呼ばれ、学問の神として崇められている。
天暦元年(947)の創建と伝え、天徳3年(959)藤原師輔によって社殿が整備され、天正15年(1587)には、豊臣秀吉が、付近一帯の松原で北野大茶会を催した。
本殿(国宝)は、豊臣秀頼が、慶長12年(1607)に造営したもので、権現造の代表的遺構である。中門(トップ写真)は三光門と呼ばれ、後西天皇筆の勅額「天満宮」を掲げている。 北野天満宮と菅原道真はこちら(・・・その1)にもう少し詳しく書いています。
梅園公開で人出も多かった。
東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな
菅原道真公(天神様)は、承和12年(845)6月25日の御誕生であるが、この年は「丑歳」に当り、牛にまつわる縁起が多く伝えられ、牛は、牛は天神様のお使いとなっている。
大宰府で御生涯を閉じられた菅公の御遺骸をお運びする途中、車を引く牛が座り込んで動かなくなった為、近習達が付近の寺院、安楽時に埋葬したのだが、この故事により境内各所にある神牛の像は臥牛の姿となっている。(↓)子牛と一緒の牛です。
ところが、拝殿欄間の彫刻には、当宮では珍しく立った牛の姿の神牛が刻まれている。何故一頭だけ立像の牛(↓)があるのかは神秘的で今もって謎とされるところである。
本堂にはお参りの行列です。
境内の梅を見にうろうろ・・・。
楼門をくぐったところにある赤い目の牛。風格があります。
枝垂れ梅。石灯篭も梅の模様ですね。
天神さんには狛犬がいっぱいあります。
石燈籠の台座に大黒様の像・・・凹んだ穴に小石をのせて落ちなければ、その小石を財布に入れて祈るとお金に困らないといわれています。(穴が2つ・・・口ではなさそう、鼻の穴にしては位置が違うし、頬にしては何故凹なの)
天神さんは・・・「農耕の神」
雨を降らす雷を古代人は天神として崇めた。秋のずいき祭は天神信仰の姿とされる。
「冤罪を晴らす神」
菅公の冤罪が晴れたことを祝う明祭は4月20日。このことから無実の罪に泣く弱者を救って下さる神との信仰がある。
「学問、和歌、連歌の神」
菅公は五歳で和歌を詠み、11歳で漢詩を作り14・5歳で天才と賞賛され、後には「文道の太祖・風月の本主」と仰がれました。(説明は公式サイト、駒札)
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今日は春到来のよう。天満宮もちょうど今頃が梅の見頃になっていると思います。
もう一回、天神さんの梅を記事にさせて下さいね。
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この牛さんはとっても小さいのです。30センチくらい。可愛いケープを着せてもらっています。ファンが多そう。
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コメント
おおおおおー
梅だ!
予想的中
いやぁー
春だねえ
いいねぇ
投稿: munixyu | 2008年3月11日 (火) 11:41
★munixyuさん こんにちは♪
ちょっと、予告してましたからね(笑)さあ、明日はどうかな?
今日はすっかり春でしたね。
投稿: りせ | 2008年3月11日 (火) 18:40