光明院 東福寺・塔頭
←新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。
東福寺 塔頭 光明院
明徳2年(1391年)に金山明昶(きんざんみょうしょう)により創建された東福寺の塔頭で、重森三玲氏による「波心の庭」があります。
建仁寺に「○△□乃庭」ってありますが、このお部屋は「○△□乃部屋」じゃないでしょうか? △が微妙なところですが、遠くの方はすぼんで見える「遠近法」三角ということで。建仁寺もちょっと無理があったから、これで良いでしょ。
◆建仁寺の「○△□乃庭」は→こちらです。
□(四角)はこちらです。
このお部屋ばかりになりますが、お庭の見方として素敵だと思います。
このお庭もJRの「そうだ 京都、行こう」のキャンペーンポスターになっていました。JRのポスターは京都の寺院のある意味「名誉」ってところがあるみたいで、ポスターになった寺院は必ず大きく掲げています。光明院では本堂に飾ってありました。ポスターです。
ガラスに映ったところも。なかなかやるでしょ。私、あんな姿で撮ってます。
京都をタクシー観光で廻られる方をよく見かけます。
ほとんどの運転手さんは感じは良くて、詳しく勉強なさっているなあと好感を持つのですが、この日は「ちょっと~~」という方を見ました。
庫裏から出てくるお若い女性4人に向かって「あんたら、あんなおばはんになったらアカンでッ・・・ええ勉強になったなあ・・・」ってタメ口で。
女性達は無言で運転手に連れられて行きました。この時は何のことやらサッパリ分りませんでしたが・・・。
本堂でゆったり座ってお庭を見ておられた方が私に突然・・・
「さっき、ヒドイ運転手に会って・・・お庭の説明を自慢げに、大きな声で長いあいだ話すから、『静かにしてください』って言ったら、悪態つかれて。あんなヒドイ人、見たこと無い・・・」って。
・・・で、私はさっき聞いた「おばはん」のことは話さず、
私がシャッターを切ろうとしている直前を「邪魔だッ!」というように通って行かれた事を言って、「非礼な方でしたよ。大丈夫ですよ、彼女達はよく分ってましたよ」って答えました。彼女の怒りは治まったかしら。
あの後、彼女達4人(3人だったかも)はさぞ嫌な思いをして京都を廻ったのだだろうなあ。いい年をしたオヤジが若い女の娘達を連れ回しているように見えました。
彼女達、二度とタクシー観光をしないだろうし、京都の想い出といえばこの嫌な経験かも。運転手教育が必要だと思いますね。京都のイメージダウンですよ。
ところであの運転手、拝観の「志納」を払ったかしら。払ってなかったら・・・ここが拝観謝絶になったらあなたみたいな人のせいよ!!。光明院の過去記事はこちらです。意味がわかりますよ。 観光タクシーは知られていない寺院にお客を連れて行くことを商売にしてるんでしょ。(このタクシーは京都の大手タクシーではなかった)。
波心庭
光明院は「虹の苔寺」とも言われ、白砂と苔の間に石を並べた重森三玲氏の作。
光明院へはツツジ(サツキかも)と、紅葉の頃に来なくてはと思っています。
このお庭を教えてあげた学生さんもきっと満足してくれたと思います。
大雪の日の南禅寺・塔頭もまだ残ってるけれど、こう暖かいと出しそびれます。
◆いつも御覧いただき有り難うございます、今日もクリックよろしくお願いします。
--------------------------------------------------------------
ブログランキング 参加中。毎日の励みになります、ポチッと宜しくね
是非よろしく→ こちらも →
--------------------------------------------------------------
| 固定リンク
「○4 京都五山 第四位 東福寺・ 塔頭」カテゴリの記事
- 光明院 東福寺・塔頭(2008.03.01)
- 東福寺 雪の方丈庭園(2008.02.22)
- 東福寺 塔頭・霊雲院(2008.02.17)
- 東福寺(2007.06.02)
- 光明院 東福寺・塔頭 (2007.06.01)
「 1 庭 重森三玲の庭」カテゴリの記事
- 東福寺 サツキと市松庭園(2008.05.27)
- 光明院 東福寺・塔頭(2008.03.01)
- 東福寺 雪の方丈庭園(2008.02.22)
- 東福寺 塔頭・霊雲院(2008.02.17)
- 重森三玲庭園美術館 モダン山水の庭 2(2008.02.08)
「□3【雪の日】 洛北 洛東」カテゴリの記事
- 雪の日の吉田神社(2008.03.10)
- 雪の知恩院(2008.03.06)
- 雪の天授庵 南禅寺・塔頭(2008.03.05)
- 泉涌寺 雪の庭園と襖絵(2008.03.03)
- 雪の金地院 南禅寺・塔頭(2008.03.02)
「光明院の四季 1 (東福寺・塔頭)」カテゴリの記事
- 2013 紅葉 光明院 東福寺・塔頭(2013.12.04)
- 光明院 雨上がりの波心庭 2 (2011.09.07)
- 光明院 雨上がりの波心庭 1(2011.09.05)
- 紅葉 光明院 波心庭(2010.11.25)
- 今日から5年目 雪の光明院(2010.01.27)
コメント
東福寺にこんな塔頭が合ったとは知りませんでした。
丸窓が風情があっていいですね。
庭もすばらしいです。
投稿: 風竜胆 | 2008年3月 1日 (土) 10:33
丸窓
うーん
はやく悟りひらかんと
あきまへんなあ
投稿: munixyu | 2008年3月 1日 (土) 11:21
はじめまして京子ともうします。
大阪生まれですが夫の転勤で長ーく関東に住んでいました。
リタイヤ後京都に住んで11年に成ります。
私も大好きな光明院静かに拝観させていただきたい所ですね。クリックしていますよ(笑)
投稿: 京子 | 2008年3月 1日 (土) 12:18
★風竜胆さん こんにちは♪
東福寺から少し離れてまして、初めての人には分り難いです。今や京都の穴場寺院には観光タクシーが必ず来てます。
丸窓の中の桟が面白いですね。
投稿: りせ | 2008年3月 1日 (土) 13:16
★munixyuさん こんにちは♪
そうです。丸窓を見たら直ちに悟りを開いて下さい。
投稿: りせ | 2008年3月 1日 (土) 13:21
★京子さん 初めまして♪
コメント有り難う御座います。
私は今この歳になって京都の良さを見直しています。
光明院さん、厳しいことを書かれているようですが、お寺、お庭を愛されるが故の心の広い優しいお方だと思います。
良いお寺、良いお庭ですね。私も好きです。次はツツジの頃に絶対に行こうと思っています。
これからも宜しく。クリック有り難う御座います。
投稿: りせ | 2008年3月 1日 (土) 13:28
こんにちは、地面が雪で白ので、あざらしかオットセイの群れのように石が見えます。重森三玲の庭の中で一番好きかも。ここは拝観料が志納という良心的なお寺です。裏切らないで欲しいですね。
投稿: shimasi | 2008年3月 1日 (土) 15:14
三月に入りましたね♪光明院は穏やかなお寺ですよね。白砂と石に雪で不思議な感じですね。二年前の夏~よく雨が降って祇園祭りも大雨!私が行った日から夏の日差しが戻ってきたようでお庭が雪ではなく白砂が本物の海?と化していましたよ。庭師の方が「こんなこと初めて」とおっしゃってました。今度は紅葉の時期に訪れてみたいです。
投稿: ヒナ | 2008年3月 1日 (土) 23:00
★shimasiさん こんばんは♪
水面からオットセイが頭を・・・・そんな感じですね。拝観料を取るにはいつも人が必要ですし、拝観寺院になるのを嫌がるお寺さんもありますしね。良い寺院です。
投稿: りせ | 2008年3月 2日 (日) 04:03
★ヒナさん こんばんは♪
そんなことがあったのですか? 大変ですね・・・想像しただけでも、大事だなあと。
紅葉もツツジも良さそう。ポスターの時期に行きたいです。
投稿: りせ | 2008年3月 2日 (日) 04:07
初めまして!
ここ、よく訪れるところです・・・
と言っても、年に2~3回程度ですが・・・
落ち着けることろですね!
ここで、タクシー会社の教養みたいなのを見たことがあります。
「穴場なので、どんどん利用して下さい」みたいな・・・
でも、そういった運転手さんにはうんざりしますね・・・
投稿: パラドックス | 2012年9月18日 (火) 23:14
★パラドックスさん 初めまして♪
コメント有り難うございます。m(_ _)m
最近はもう光明院も穴場では無くなりましたが、観光タクシーの方が連れて行かれる取って置きのお寺ですね。
襖をバンバン閉めて、お客の前でバッと開けて一気に庭を見せる身勝手な演出の運転手さんに遭遇したこともありました。
「志納」で受付に人がいない(最近はどうか?)のもあってか、まるで自分の寺院・庭園のように「見せてやる」的な態度は困りますね。
投稿: りせ | 2012年9月19日 (水) 00:51