吉田山 桜めぐり
←新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。※写真は全て拡大します。
ソメイヨシノの開花宣言が出たのがついこの前。
ノンビリしてましたぁ・・・ら、ナントもうこんな具合に咲いています。
ここは左京区吉田山、南の方だと、もっと開花しています。今日は昨日(28日)の吉田山散策です。桜の開花速報みたいですね。参考にして満開の頃にどうぞ。
上下の写真は吉田神社の大元宮です。普段は閉まってます。
竹中稲荷神社
鳥居に枝垂れかかる桜が素敵なのです。満開が楽しみです。
お向かいの宗忠神社の階段は見事な桜のトンネルになります。中央に手すりが出来てチョッと雰囲気が崩れ・・・(材質、手すりの色をグレーにすれば目立たないのにね)
そして正面の真如堂です。この桜も大きくて見事です。
今、見頃の枝垂桜は三重塔の横。
この塔は、紅葉に、新緑に、桜にと・・・大活躍。
ふわっとまあるい可愛い花ですね。
ほんのり桜色もまた綺麗です。
「たてかわ桜」・・・由緒のある桜です。
徳川家光公の乳母春日局が、父斎藤内蔵介利三の菩提を弔うために植えたものです。
斎藤利三は明智光秀の重臣でしたが、本能寺の変の後、秀吉軍によって捕まえられ、東山粟田ロの刑場で処刑されます。その首を親交の深かった東陽坊長盛と海北友松が奪って持ち帰り、真如堂に葬りました。
この桜は普通の桜と違い、松の皮に似て縦に表皮が走ることから、「たてかわ桜」の名があります。元は、直径1メートル余の巨木でしたが、1958年の伊勢湾台風で折れ、継ぎ木によって息を吹き返しました。今では、毎春やや小振りで白い清楚な花を咲かせるようになっています。
水上勉氏は小説『桜守』の中で、「枯れかけた老木の皮が、若木を活着させて、見ごとに枝を張った。葉も大きかった。宇多野(作品中の人物)は親桜と同種の桜を接いだのである。弥吉は、めずらしい巨桜の底力をみて感動すると共に、周りに一本の石をたてて、「たてかわ佐久良」と宇多野が命名しているのに涙をおぼえた」と、この桜のことを著しています。「宇多野」は京の桜守として著名な某氏のことのようで、実際にこの桜に継ぎ木を施されましたが、活着しませんでした。今こうして大きく育っているのは、当山の現貫主が継ぎ木したものです。(以上立て札)
金戒光明寺・くろ谷さんです。
真如堂から山沿いに入って来ましたから、会津藩の墓地を通って、文殊菩薩の三重塔の周りに立ち並ぶお墓の間の階段を下りて来ています。
お墓・・・恐いのですが・・・市内が見渡せて。ここの見頃は、来週末くらいかしら。
手前に桜はもっとあるのですが、卒塔婆が写っているので恐いから消しています。
山門の前にポツンと枝垂桜。
着実に春は進んでいます。
でも、今日はちょっと寒さが戻っています。寒さが続けば「桜が長持ち~♪」。
◆ いつも御覧いただき有り難うございます、今日もクリックよろしくお願いします。
--------------------------------------------------------------
ブログランキング参加中。毎日の励みになりますのでポチッと宜しくね
是非よろしく→ こちらも →
--------------------------------------------------------------
| 固定リンク
「□ 桜 2 哲学の道 洛北」カテゴリの記事
- インクラインと桜の道(2008.04.27)
- 熊野若王子神社 桜花苑(2008.04.20)
- 桜 岡崎疏水(2008.04.16)
- 哲学の道 大豊神社の枝垂れ桜(2008.04.14)
- 桜の哲学の道(2008.04.13)
コメント
先日は貴重な御写真の貸出?
ありごとうございました。
お店のHPやっと終了しました。
リンクさせていただきましたので
一度のぞきにいってみてください。
又お世話になるかも?です。
よろしくお願いいたしますm(__)m
投稿: きな子ママ | 2008年3月29日 (土) 10:21
吉田山の桜も咲き始めてますね
昨日、高瀬川沿いを歩いたのですがもう5分咲きくらいでしたよ。
デジカメで写してる人が結構いて、京都の観光シーズンを実感しました。
遠目で見ると円山公園もかなり咲いてたような…
投稿: ナビ | 2008年3月29日 (土) 11:58
★きなこママさん こんにちは♪
いいえ、どうぞ♪ お店にもいつか寄せていただきます。
リンク有り難う御座います。私もリンクのことを考えないといけ無いのですが、お友達リンクを作った途端に変なサイトからの相互リンクの申し込みが何軒かあって・・断るのも下手なのでリンク無しにしてしまってます。これからもどうぞ宜しく。
投稿: りせ | 2008年3月29日 (土) 13:17
★ナビさん こんにちは♪
あっと言う間に開きましたね。岡崎の疎水も3-4分咲きで見頃開始でした。ゆっくり出来ない今日この頃です。
投稿: りせ | 2008年3月29日 (土) 13:19
吉田神社、懐かしいですね。
学生のころは、このあたりをいつもうろうろしていました。
近く過ぎて、お参りした覚えはあまりないのですが・・・(汗)
今日も応援して帰ります。
投稿: 風竜胆 | 2008年3月30日 (日) 16:26
こんにちは、真如堂は優しい感じ、金戒光明寺はどっしりした感じ、 吉田神社の赤い鳥居をバックにしたしだれ桜きれいですね。
投稿: shimasi | 2008年3月30日 (日) 16:38
★風竜胆さん こんばんは♪
近すぎるとただの風景になってしまいますね。学生時代とどうですか、変わってますか? たぶん宗忠神社の階段に手すりが出来たくらいでしょうか。応援有り難う御座います。
投稿: りせ | 2008年3月30日 (日) 21:35
★shimasiさん こんばんは♪
吉田山に点在するお寺、それぞれに良いですね。
投稿: りせ | 2008年3月30日 (日) 21:38
写真の美しさと記事のほっこり感に癒されて連続カキコしまくってます。ごめんなさいね。
手前味噌ですが私のサイト、今年の春ネタは髙野川からぐるっと右に廻りこんで金戒光明寺に至るぶらつきになりました。またまたヘンな記事になってますんでよろしければまたご覧ください。
それはそうと、りせさんの「ふわっとまあるい」ってコピーの桜「餅花」みたいですね〜。実にきゅーとです。
投稿: よろづ屋TOM | 2008年4月 4日 (金) 18:00
★よろづ屋TOMさん こんばんは♪
今見せていただきましたよ。
金戒光明寺、満開でしたね。真如堂の手前のお寺、法なんとか寺の枝垂れ桜は未だだったデスか?。宗忠神社の階段もそろそろでしょうか。
金戒光明寺のアフロ仏ですが、勉強になりました。先日ブログの「京都・哲学の道案内」を見せていただいたら百万遍の知恩寺にも2体あるって写真で見せていただきましたよ。
餅花って、お正月のアレですね。色と言い可愛いですね。
投稿: りせ | 2008年4月 4日 (金) 22:32
こんばんわ〜。拙作サイトにお越しくださってありがとうございます。
本日5日は人混み嫌いのためにずーっと避けていた嵯峨野方面を攻略して参りました。
だから今年は東山方面はパスなんですよ。そっち方面の桜が一番好きなんですが、行ける期間と回数が決まっている(桜も紅葉も共に3回が限度)と同じ所ばかり行くわけにも行かず、また毎年天気も内容も賭けです。
そんなわけで私のサイトの場合、写真はたいてい一年前のものなんです。だから金戒光明寺も去年のものなんですよ。一年の間に資料を集めたり、記憶をもとに感動をあらたにしつつ、記事に熟成させてゆきます。
アクセス解析によると、基本的にウチのお客様はシーズン前や行かれる直前に「なんぞ参考にならんかいな」と見に来られるようで、そのために毎年旬の半月前に新しい記事をアップする方法を採っているもので…
ちなみに来週末も天気が良ければ、昨年りせさんに初めてコメントを書かせていただいた記事『石清水八幡宮』を狙うつもりです。男山のケーブルカーが楽しみだ〜〜〜
投稿: よろづ屋TOM | 2008年4月 6日 (日) 02:03
★よろづ屋TOMさん お早うございます♪
私も去年、一昨年の写真も公開して無い勿体ないのがあるのです。たまには入れていますが、ブログ故に毎回行っては3-4回分撮って来ています。
毎年新しいところを開拓したいのですが、、、ブログを作った最初に「京都のベストの名所」行きますから、ブログ3年目だからと言って有名処を外すと皆様が見てくださらなくて・・・。つらいです。HPとして作っていると割り切ればいいのですが。ランキングの追い上げがきつくて、辞め時かなと思うことがあります。(この頃ランキングが異常でしょ、着いて行けないので「近畿」撤退予定です。京都ブログ2位に落ちそうになったらシッカリ考えてみます)
京都の桜は「東山」ですから、何度も行って記事にしてますがやはり外せない所には行きました。
八幡へ行かれるのなら「背割りの桜」をお薦めします。京阪八幡から堤防沿いに10分程で見事な桜並木です。もう遅いかもしれませんが。
投稿: りせ | 2008年4月 6日 (日) 09:54