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2008年3月20日 (木)

法住寺

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。写真は全てクリックで拡大します。

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「法住寺」、三十三間堂の東にあります。横が血天井の「養源院」、そちらにはお客が多いのにひっそりしています。養源院へは枝垂桜の頃に再び行くとして・・。
法住寺 (ほうじゅうじ) 
天台宗の寺で、永祚(えいそ)元年(989)右大臣藤原為光が、その夫人と女(むすめ)つね子(花山天皇女御)の菩提を弔うため建てた。
当時は、北は七条通、南は八条通、東は東山山麓、西は大和大路に及ぶ広大な地域を占めていた。しかし、のち火災にかかり荒廃した。
保元3年(1158)後白河天皇は、法住寺の地を院の御所と定められ、上皇となって住まわれた。その後、当寺の寺域内に、蓮華王院(三十三間堂)や長講堂を造営された。
明治維新後、後白河天皇陵が宮内庁所管となったので、御陵と寺城を別にして大興徳院と改め、渋谷より親鸞上人自作の阿弥陀如来像と自刻影像(そば喰い木像)を移したが昭和30年に法住寺の旧号に復した。(駒札より)

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本尊は不動明王像(身代わり不動尊像)
後白河天皇が法住寺殿に住んでおられる時に、法住寺合戦で木曽義仲が院の御所に攻め入ったとき、当時の天台座主が敵の矢に倒れ、法皇は難を逃れたことから「お不動様が身代わりになってくださった」と。方除け、厄除け、国家安泰の守護仏とされている。↓菊の花の中心が「三つ巴」ですね。

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播州赤穂の浪士、大石良雄が山科に隠棲中、山科街道を通って遊郭へ通う道すがら身代わり不動に義挙の成就を祈願しており、当寺に赤穂浪士四十七士木像を安置している。↓門の上にも見たことが無いようなものが。。。

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鬼瓦が何となく可愛い。

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討ち入りの日に、赤穂浪士と関係のあったお寺が行事をするので、このお寺にも来たかったのですが、来そびれてました。
赤穂四十七士の像の写真を幾つかのネットで見ていたので・・・・・わざわざ拝観料(500×2)を払って入ったのに・・・あ~あ・・・赤穂四十七士の像は撮影禁止だって。。。中は見るところがほとんど無いのにですぞ!(・・・不覚!)

機嫌をとり直して・・・  本堂、新しいです。

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普段はこのように石庭になってますが、護摩を焚くところ。

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一本の木に紅白二色の梅の花が咲いています。

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一応中からの写真も1枚。

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枝垂れ梅も可愛かったですよ。

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こちらは南にある門です。

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屋根の「しゃちほこ」(でいいのかな?) 尾が左右違いますね。オス・メスでしょうか? 

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「狩野永徳展」で食べそびれた甘春堂のお昼のお膳。(1050円) 和菓子屋さんだから食後は・・・甘~く。甘春堂での「菓子膳抹茶」はこちら

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コメント

結構新しい感じのお寺やねぇ
少し変わっていて
いいねぇ

投稿: munixyu | 2008年3月20日 (木) 11:44

こんにちは、 甘春堂のお昼のお膳。おいしそう!値段もお手頃。昔、お菓子になっているお茶碗でお抹茶をいただいたことがあります。ニッキの香りがしました。

投稿: shimasi | 2008年3月20日 (木) 16:51

★munixyuさん こんにちは♪
歴史は古そうですが建物は新しい。外だけを見ておく分には良いお寺です。

投稿: りせ | 2008年3月20日 (木) 18:10

★shimasiさん こんにちは♪
生菓子の値段を足して1000円ですから、お安いですよ。小鉢には6品、可愛いお料理で私には丁度良い量でしたが、お腹は一杯にならないから、続いてどこかで「ケーキセット」・・・という第2段の楽しみが。
甘春堂は食べれるお椀がありますよね。(かなり昔に食べた記憶が・・・)

投稿: りせ | 2008年3月20日 (木) 18:21

初めましてAZ(アズ)と申します。
ブログ村でお見かけしてからちょこちょこお邪魔してまして、この度初めてのコメントです。

自分は京都に行った事が無いので、どういう所なのか興味があって。旅番組では結構見てますけどね(笑。でもここは、また違った見方が堪能出来そうでワクワクしてます。

まだ、一部の記事しか拝見してませんので、これからゆっくりと楽しみたいと思います。(^^)/

投稿: AZ | 2008年3月20日 (木) 19:02

★AZさん 初めまして♪
コメント有り難うございます。
どうぞ、ゆっくり見て行ってくださいね。これからも宜しく。

投稿: りせ | 2008年3月21日 (金) 01:47

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