雪降る 実相院
←新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。※写真は全て拡大します。
17日、「どうせ直ぐに止む雪だ」とは思っても、やっぱり出かけました。ライブカメラに映った大原は積雪7-8センチというところ。・・・でも遠いし。
もう少し近くで「実相院は?」・・・枯山水庭園の横の大きな楓の枝がうっすら白くなっているではないか!!。・・・ということで今年の初雪は「実相院」をお届けします。
でも、出かけるのが「遅い!」 着いたのは12時半を過ぎててすでに溶けてました。
実相院
もとは天台宗寺門派の門跡寺院。寛永年間、足利義昭の孫に当たる義尊が入寺。その後、後西天皇の皇子義延親王が入寺。以来、宮門跡が続いた。
客殿・御車寄などは大宮御所の建物を賜ったもので、女院御所といわれている。
寺宝には、後陽成天皇宸翰(しんかん)「仮名文字遣」(重要文化財)、後水尾天皇宸翰「忍」他、狩野永敬をはじめとする狩野派による襖絵を多数蔵する。
山門を入って先ず驚くのが、建物に施された「つっかい棒」です。
実相院は重要文化財の指定などを受けておらず、檀家を持たない門跡寺院であるが故その維持・管理に助成は受けておらず、すべてお寺自らで行わなければならないということです。実相院の公式サイトに修復事業に関する協力要請が載っています。
「床緑」(ゆかみどり)がテレビ放送されてから急に観光客が増え出して、室内の撮影が一切禁止になってしまいました。2004年に行った時にはまだ禁止になっておらず、その時撮ったものを記事にしています。こちらです。写真の修正方法を知らない時のもので、ゆがんだり、傾いたりしています。
今、「上段の間」が冬の特別公開されています。このお部屋で記念撮影されている有名人のブログを見てましたので、 「撮影禁止」が・・・ナントナク・・・・・でしょ。
奥にある書院と客殿との間にある池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)です。庭池にはモリアオガエルが生息しています。
「床みどり」「床もみじ」を彩るカエデも葉っぱを落とし、苔も色を失っていますので、締め切られていました。ここにも痛々しいつっかい棒が見られます。
こちらは枯山水の庭園。遠くには比叡山(比良山かも?)が雪を被っています。
ライブカメラで見た時カエデは雪で少し白くなっていましたが、スッカリ溶けています。
枝垂桜の頃も良さそうですね。
砂紋が美しいです。
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コメント
雪化粧
期間限定の姿
いいよね♪
投稿: munixyu | 2008年1月18日 (金) 11:41
お寺に雪もきれいですねぇ(*^_^*)
こっち淡路島でもちらっと降ったけど
写真に写っている程、降ることは何年もないですね
四季を楽しめるところもイイなあと思ったりします。
投稿: T.S | 2008年1月19日 (土) 00:43
★munixyuさん こんばんは♪
雪景色が見れない年もありますし、見れて嬉しいです♪
投稿: りせ | 2008年1月19日 (土) 03:29
★T.Sさん こんばんは♪
京都市内でも北の方(北区。左京区)が積もっていても南の方(伏見区・南区・西京区)は降っていないこともあります。京都は市内でも違いますんですよ。
淡路島って、暖かいイメージです。水仙が咲いているのをニュースで見ました。
投稿: りせ | 2008年1月19日 (土) 03:38