伏見の宝塔寺 七面大明神
←新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。※写真は全て拡大します。
宝塔寺は「伏見稲荷大社」、伊藤若冲が晩年に住んだ「石峰寺」の近くです。
伏見で観光客を多く集める所といえば「伏見稲荷大社」。今年の正月三が日の人出は近畿では1番、269万人といっていました。今、賽銭の勘定中らしいです。
◆つれづれ編での伏見稲荷大社の記事です。
「石峰寺」も何度も記事にしています。◆場所はここです。
宝塔寺 (ほうとうじ) 山号 深草山 日蓮宗
藤原基経が発願し昌泰2年(899)に藤原時平が大成した極楽寺に始まる。当初は真言宗。徳治2年(1307)に住持の良桂が日蓮の法孫・日像に帰依し日蓮宗に改めた。
日像が京都に通じる七つの街道の入口に建てた法華題目の石塔婆の一つが、当寺の日像廟所(びょうしょ)に奉祀されたことにちなみ、寺名を「宝塔寺」と改称したとされる。
多宝塔 (重文)
行基葺(ぎょうきぶき)永享10年(1438)以前に建立されたものです。
境内には、肺病治療の名医で、肺病平癒の信仰を集める宗有とその妻妙正の墓があり、夫婦塚と呼ばれている。・・・そうです。
ここに来るのは2度目です。2度とも日没間近で慌てた所。最初の時はこの廊下の向うに「何かありそう」と思いながらも帰ってしまいました。今日の写真は10月中旬、桃山御陵の帰りに行った時のものです。
長廊下 (太鼓楼) 元禄5年(1692)創建です。
明るい写真にしてますが、5時の鐘の音を聞きながら慌てて本堂背後の七面山に登りました。お墓に参ってられたおばあさんが一人、鐘に急かされて下りて来られました。
七面山には、寛文6年(1666)に勧請された七福吉祥の七面大明神を祀る七面宮があります。
七面大明神・・・二度と来ることは無いかもしれないから、行きたくないけど・・・。
下で一人待ってるのも恐いから、ついて登って来ました。
ほんとは暗いのですよ。
これよりももっと暗いのです。山の中だし、お墓も近くにあって・・・。
「七面大明神」とは釈尊応化身として法華信仰を守護する為に身延山の西、鬼門を封じ七面を開く七面山の頂に垂迹示現せられました吉祥天で、右手に鍵、左手に宝珠を持っておられます・・・。七面大明神略縁起を拡大して読んで下さいね。
いろいろ祠があります、お昼に是非どうぞ。
帰るとなったら早い早い・・・駆け下りて来ました。
本堂(重文)は、江戸初期の1608年の創建で、本尊の十界曼荼羅・釈迦如来立像、その左右に日蓮・日像の像が祀られている。
楼門を見下ろして・・・。眺めは素晴らしい
総門・・・室町時代中期建立の四脚門、(重文)。スッカリ暗くなってて、本当は真っ暗なのですよ。
以前に紹介した京阪電車の「機関車トーマス号」は1月27日までです。詳しい事は京阪のサイトで確かめて下さいね。
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コメント
そうねぇ
夜は怖そう
階段が・・・
投稿: munixyu | 2008年1月19日 (土) 11:37
★munixyuさん こんばんは♪
恐いですよ~ お墓もあるし。
投稿: りせ | 2008年1月20日 (日) 03:51