安倍晴明の晴明神社
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晴明神社 (せいめいじんじゃ)
平安中期の天文学者安倍晴明を祀っています。
晴明は、主雀、村上、冷泉、円融、花山、一条の6代の天皇に仕え、当時の天文暦学から独特の”陰陽道”を確立。宮中の変革、遠国の吉凶を判断したといわれ、一条天皇の時に天文博士となりました。
寛弘2年(1005)に亡くなり、神社は寛弘4年(1007)一条天皇によって晴明の邸址に創立されました。 晴明の邸は、東は堀川、西は黒門、北は元誓願寺、南は中立売の各通りに及ぶ広大なものでした。
応仁の乱の後豊臣秀吉の都造り、度々の戦火により規模は縮少。古書、宝物なども散逸し、社殿も荒れたままの時代が続きました。
そこで、地元の氏子が中心となり嘉永6年、明治11年、明治36年、昭和3年に各式年祭で整備改修が行われました。また昭和25年堀川通に面する境内地を拡張され、その後平成15年に千年祭を斎行し、社殿の修造と社務所が新築されました。 (説明は駒札、公式サイトより抜粋)。 晴明神社の公式サイト 場所はここです。
江戸時代の茶書から、境内に利休屋敷があったことが確認されました。
これは振り返って見た東の堀川通りの方向です。
後姿はタクシーに向かう修学旅行生です。近頃の修学旅行はタクシーで廻る事が多いようです。ガイドは運転手さんです。鳥居は嘉永六年の改修時の物のようですね。この時期、敷地はここまでだったようです。
晴明井(左) 山城名泉の一つ 病気平癒の水とされる。
立春になると神職が井戸の上部を回転させ、取水口がその年々の恵方を指すようになってます。千利休が茶の湯に使ったとの言い伝えもあります。
式神石像(左) 晴明神社が所蔵する御神像に描かれた式神を基に作られました。
橋は平成7年まで実際に使われていた親柱でミニチュアを再現。式神を封じた場所にちなんで式神石像の隣に配されています。
可愛い一條戻り橋です。一条戻橋
御神木の楠
本殿
晴明祭(秋分の日)は湯立神楽、鼓笛隊、鉾車、飾馬の行列などが出るそうです。
漫画・テレビ・映画などを通じて”陰陽道”の一大ブームが巻き起こりましたが、私はどうも乗れず、食わず嫌い気味でして・・・。名前だけはよ~く知っていた神社でしたが、初めて来てみて・・・全く新しい神社だったので驚きました。
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そんなに修学旅行生に人気なのですか? さっきも見かけましたが。
神社のお隣は陰陽師グッズ屋さんです。こちらの方が歴史を感じますね。
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こちら堀川にかかる「一条戻橋」です。拡大して読んで下さい。一條戻り橋
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コメント
鳥居の感じが、なんか良いよね
陰陽師グッズ屋
うんうん
古そう
投稿: munixyu | 2008年1月13日 (日) 11:37
★menixyuさん こんばんは♪
改修工事が行われるたびに新しい鳥居が出来てるみたいですね。
陰陽師グッズ屋さん、古そう、店の中は覗いていませんが。
投稿: りせ | 2008年1月14日 (月) 00:45