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2007年12月11日 (火)

愛宕念仏寺 1200躰の羅漢さん

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。※写真は全て拡大します。

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愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ) 等覚山 愛宕院  天台宗延暦寺派
寺伝にによれば、奈良時代の764年から770年頃、稱(しょう)徳天皇により、東山区の旧愛宕郡の地に建立された愛宕寺(おたぎでら)に始まる。
平安時代の初め、鴨川の洪水により堂宇が流失したため、比叡山の僧・阿闍梨伝燈大法師千観内供によって中興された。大正11年(1922)、本堂の保存のためにこの地に移築された。  
山門は江戸中期の建物で、昭和56年に解体復元修理を行いました。

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仁王像は京都市指定文化財です。 愛宕念仏寺公式サイトです。場所はここです。

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地蔵堂の下の斜面にも羅漢さんが並んでらっしゃる。撮影は12月2日。

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地蔵堂  あたご本地仏火除地蔵尊  
地蔵堂には、「火之要慎」(ひのようじん)のお札で知られる火除(ひよけ)地蔵菩薩坐像が安置されている。これは、火伏せの神として信仰されている愛宕山の本地仏が地蔵菩薩であることに由来するとされる。
また古くから延命地蔵さんとしても親しまれており、「延命会」のお参りの日として、毎月24日のご縁日には法要が営まれております。

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三宝の鐘
仏 法 僧 の文字がそれぞれの鐘に刻まれており、その妙なる音律によって仏の心が世界に伝えられていきます。鐘が三つです、こんなの初めて。

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千二百羅漢の寺
寺の復興を祈願して、昭和56年から一般の参拝者に羅漢さんの奉納を呼びかけ、参拝者の手によって彫られたものです。先ず五百躰羅漢さんを、完成後に第二結集として七百躰を追加し、平成3年に千二百羅漢の寺となりました。

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釈迦の涅槃時に立ち会ったとされる羅漢の数が五百人であったことから、五百羅漢という言葉が一般に知られていますが、その百年後に七百人の羅漢達が結集し、教えを正しく伝えるために勉強会を開いたといわれます。

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向こうに見えるのが本堂 (重文)
本堂は、方(ほう)五間(ごけん)、単層入母屋造で、度々移建され、補修を加えられているが、鎌倉時代中期の和様建築の代表的遺構である。堂内には、本尊の千手観音像が祀られている。

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本堂横から。鎌倉時代 重文  本尊は千手観音

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本堂から「ふれ愛観音堂」

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羅漢さんの頭が少し見えています。

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多宝塔

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大勢の羅漢さん達に囲まれて、お説法をする姿でまつられた石のお釈迦様。左側は伝教大師像。いや~なんとも可愛い。

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嵯峨野めぐりの始発点の「愛宕念仏寺」から下って、明日は「鳥居本」です。

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猫をバンザイさせたり、俵を持ったり、カメラやカセットテープを持ったのもあります・・・ユニーク。奉納者それぞれの思いが込められた羅漢さんです。

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コメント

ゆくとしくるとしで
よく写るおじぞうさんたちやね
にぎやかでたのしそうね

投稿: munixyu | 2007年12月11日 (火) 11:58

★munixyuさん こんにちは♪
テレビでよく写るのは「化野(あだしの)念仏寺」だと思いますよ。ここはまだ紹介されてないと思います。「化野念仏寺」あさってします。

投稿: りせ | 2007年12月11日 (火) 14:48

うわぁ~!今日の写真も圧巻です!素晴らしい!
そのまま写真集でしょう~!
素敵な京都をいつもありがとうございます。

投稿: ヒプノセラピーまんが 角礼寿 | 2007年12月11日 (火) 22:53

こんばんは、元出雲路俵町の住人です。今日は、別のハンドル名でおじゃましました。毎日、表と裏の両方ポチして応援していますよ(^^)
愛宕と書いて”おたぎ”と読むんだったんですね!”あたご”だとばかり思っていました。化野は”あだしの”でPCでも化野と変換されますが、”おたぎ”は変換されません。それだけマイナーだということでしょうね。
愛宕念仏寺は一度も訪れたことはありません、マイナーなところが大好きなので是非行ってみたくなりました。

投稿: iwanacreek | 2007年12月12日 (水) 01:25

★ヒプノセラピーまんが 角礼寿さん こんばんは♪
ここも良いでしょ。
京都の写真でゆっくりしてくださいね。

投稿: りせ | 2007年12月12日 (水) 02:59

★iwanacreekさん こんばんは♪
そうなんです、愛宕と書いて「おたぎ」と読む。慣れるとすぐに読めますが始めはなかなか読めませんでした。
うちのPCは化野が変換されなくて、ややこしいことしています。
2年ほど前に行った時は少なかったですが、先日は日曜日もあってハイキングと写真のグループが大勢来てられました。
ポチッの応援有り難う御座います。

投稿: りせ | 2007年12月12日 (水) 03:05

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