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2007年12月20日 (木)

大徳寺・塔頭 黄梅院 1

目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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※写真は全てクリックで拡大します。

ホームページを作り出した時は行ったお寺の数は「修学旅行生といい勝負」でした。こんなブログを作っていると「京都のお寺で知らない所なんて無いでしょう」と言われそうですが・・・まだまだ知らない所がいっぱいです。
「黄梅院」初めて訪れました。特別公開の寺院は撮影禁止がほとんど。「黄梅院」も以前は山門を入れば一切撮影禁止らしかったのですが、今回は許可されていました。

「黄梅院」は禅宗寺院のものとしては現存する日本最古の庫裏。本堂の襖絵は雪舟の画風を継ぐ雲谷等顔の水墨画。破頭庭・作仏庭・直中庭の三つの庭など、禅寺の風情を堪能できる大徳寺の塔頭です。(撮影は12月8日)

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「黄梅院」  (説明は「黄梅院」の栞より)
永禄5年(1562)織田信長公が28歳のとき羽柴秀吉公を伴い初めて入洛すると信長公は秀吉公を京都所司代に任じ、併せて父・信秀公の追善菩提のために普請を命じ小庵を建立させた。この小庵は大徳寺98世住持・春林和尚を開祖に向かえ「黄梅庵」と名付けられた。これが始まりである。

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天正10年(1582)6月2日、本能寺の変により信長公が急逝すると、同年10月15日密葬され、その後、秀吉公は「黄梅庵」に築を加える。しかし主君の塔所としては小なりとし、信長公の法名・総見殿より総見の名を採り山内に別に「総見院」を建立しお祀りした。
当院は築を新たにし、天正14年5月秀吉公によって本堂と唐門が改装され、天正17年(1589)鐘楼・客殿・庫裏等を小早川隆景普請奉行のもとに改築落慶し、この年「庵」を「院」に改めている。

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昭和52年、400年ぶりに本堂の全面解体工事がなされ、以後庫裏、表門などの修理が施されました。

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なかなか思わせぶりでアプローチが長いのですが、ゆっくり紅葉を楽しみました。

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ここで履物を脱いで、いよいよです。今日は書院前の「直中庭」までの紹介です。

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立てかけられているパネルはここに葬られている戦国武将の墓所の写真です。

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茶室があちこちにあります。

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向こうに見えるのが書院です。

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この廊下が書院・自休軒と繋がっています。

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直中庭の瓢箪をかたどった池。廊下から撮りました。

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「直中庭」 (じきちゅうてい) 
利休66歳の時に作られたものである。秀吉公の希望による軍旗瓢箪をかたどった池を手前にし、大徳寺2世徹翁和尚が叡山より持ち帰ったと伝える不動三尊石を正面に、加藤清正伝承の朝鮮灯篭を左に配した苔一面の池泉式枯山水庭園である。

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「不動三尊石」 漢字変換~ややこしいから拡大して読んで下さい。達筆です。

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左は加藤清正が持ち帰ったという朝鮮灯篭です。

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黄梅院の書院・自休軒、庫裏、本堂、方丈庭園など素晴しいところはまだまだ続きますが、「紅葉」がありません。なので次回の「黄梅院2、3」はもう暫くしてからです。
早く紅葉を終わらさなきゃ雪が降ってくるし年が越せない。さて明日はどこでしょうか?

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黄梅院の2回目はこちらの記事です。

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コメント

まあでも京都は
お寺だらけよね
どれぐらいあるんやろ

投稿: munixyu | 2007年12月20日 (木) 11:32

★munixyuさん こんばんは♪
お寺の数調べなくては~~ですが、知ってる人いるのかしら。

投稿: りせ | 2007年12月21日 (金) 01:55

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