西本願寺 書院
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西本願寺の大師堂(御影堂)の背後には、寛永9年(1632)ごろに建築された「書院」があります。龍谷大学・大宮学舎の門を入ると正面に「大玄関門」が見えます。
「大玄関門」の東の方向に国宝「唐門」があります。観光タクシーで見学者が来ておられます。唐門は明日記事にすることにして「書院」に向かいます。
「大玄関門」
弘化四年(1847)に新築されたもので、左右に門番屋を持つ重厚な門で江戸幕府では十万石以上の大名家の格式に準じたものといわれる。寺院でありながら武家時代の遺風を偲ぶべき建築様式である。
さらに門より南西側の平屋の木造建物は、当時馬を繋ぎ置く所として使用されたもので、馬繋ぎと呼ばれている。右の門を入れば本願寺の中央幼稚園があります。左は龍谷大学・大宮学舎です。
中に入ると、白い塀に囲まれて「書院」(非公開)があります。
右に見えるのが「唐門」です。
大玄関・南部分。
「大玄関」は本瓦葺き入母屋造りの妻入りに唐破風を設けた南面する施設で、公式行事などに際して来客を迎えたりする折に使用される。大玄関の創建については、宝暦十年(1760)の親鸞聖人の五百回忌の時にその姿を見ることができるから、これよりあまり遡らない時期のものに思われる。「大玄関門」の正面にあります。
大玄関門の内側は、こういう具合。
説明は「東本願寺公式サイト」「京都市・駒札」「境内・駒札」です。
南能舞台の屋根が見えます。
こちらが唐門の正面に位置する「書院」(非公開)
「書院」は、 寛永年間(1624~1643)に多く整備されました。
『国宝』に指定されているのは「対面所(鴻の間・欄間に雲中飛鴻の彫刻がある)」、「雀の間」 、「雁の間」、 「菊の間」、 「白書院」、 「黒書院」 、「北能舞台」。重文は「南能舞台」 です。それぞれはこちらから見てください。
対面所と白書院はもともと別棟でしたが、後に結合されました。 いずれも豪壮な書院造りの代表作です。建築や彫刻に粋をこらし、豪華な襖絵で飾られています。
豪華です。唐門の先はこれでないとつり合いませんね。
西本願寺はカテゴリー 1 京都駅界隈 「西本願寺 東本願寺」です。
豪華な唐門、書院も見てください。
昨日の西本願寺の写真からカメラが新しくなりました。以前のがサイコーと思っていましたが、やっぱり新しいのは良いですね。一度持ったら離せません。
明日は「唐門」の装飾です。
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龍谷大学・大宮学舎の木々も色づいてきました。大宮学舎の記事はこちらです。
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コメント
りせさん、こんばんは♪
カメラ、新しくされたとか・・・
もとを取るまで、京都を撮りまくってくださ~い!(^^)!
で、カメラ代の代わりにポチッ!・・・これでお許しを~~~
一歩、奥へ入ると別世界のような静けさ・・・
こういう静かな京都を知って欲しいと思うのですが、皆、何故か同じ所へ行ってしまうんですよね^^;
今年は「大覚寺」かな?昨年は「曼殊院」、最近は「赤山禅院」まで、ツアーのコースになっているようで、パンフレットを見て、ビックリしました^^;
投稿: きこ | 2007年11月 1日 (木) 00:38
★きこさん こんばんは♪
この秋の新しいJRのポスターが「大覚寺」です。だからですね。「赤山禅院」と「鷺の森神社」は一緒のコースでしょうが、今やここまで観光コースになったのか~と驚きです。
夫のデッカイデジカメが修理中で、急遽買ったデジカメですが、多分私のものになりそうです。広角だし心配の無いだけの枚数が撮れるのも嬉しいです。私としては今まで通りシャッター押すだけですが。
紅葉の季節は平日の私の単独行動が多くなります。だから私の自由、、良いですねぇ。ポチ有り難う。
投稿: りせ | 2007年11月 1日 (木) 01:03