伏水の伏見・・・何度も登場
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京都・伏見桃山の地は、万葉集や日本書紀に記されたほどの古い歴史を誇り、万葉集では「巨椋の入江と響むなり 射目人の伏見が田居に 雁渡るらし」と詠まれ、伏見の語源ともつながります。
かつては巨椋池を背景にした風光明媚な伏見桃山・中書島は平安時代には都人の遊興地として愛され、また、伏見城が豊臣秀吉によって築かれました。秀吉の没後、天下を掌握した徳川家康が、商業港湾都市としての整備を行い、淀川三十石船をはじめ、大小の船が行き交う港町として繁栄しました。
伏見は「伏水」と記されたほど、豊かな伏流水に恵まれた土地で、伝統の酒造りもこの頃から本格的になりました。今もなお、まちには酒蔵が立ち並び、全国有数の酒どころとしての風情を感じさせてくれます。
「寺田屋」の前から見た濠川沿いの柳。十石船
伏見の「寺田屋」「御香宮」「十石舟」「酒蔵の街」はこちらにまとまってます。
太閤秀吉の伏見城築城とともに城下町として大きく栄えた伏見は、酒の需要が高まる中で徐々に全国にその名を知られるようになりました。
江戸時代には宿場町・港町として水陸交通の要衝となりさらに発展、酒造家も急増し酒どころの基盤がつくられていきました。(以上伏見夢工房より)
このあたりに来たら、ついつい入ってしまうのが酒蔵のお店「鳥せい」です。
待合から外です。格子がなかなか良いです。
お店の外では名水「白菊水」(清酒・神聖に使われている)を汲みに来られる人が絶えません。お店はいつも賑わっているから「飲んで座って待っててね」ということ。
ショップです。ソフトクリームも「お酒」なのかしら。
確か「伏見名水めぐり」というスタンプラリーがあったと。
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酒蔵を利用した様々なイベントがあります。
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コメント
おはようございます。今度初めて行く地域が伏見です。先を越されてしまいました。もう頭のなかで、朝何時にホテルを出て、何時に京阪に乗って、いや、奈良線がいいか近鉄に久しぶりに乗ろうか、どこからもりもり歩き始めようか、と妄想が始まっています。有難うございました。
4~5日ほど、拝見できません。週末にまとめて堪能させて頂きます。
投稿: あしかが | 2007年9月10日 (月) 07:41
★あしかがさん こんにちは♪
伏見に行かれるのですね。酒蔵のあたりから伏見稲荷大社方面に行くか、宇治に行くか?
京阪とJRがほぼ平行して走ってますね。考えるの楽しそう、お天気でありますように。楽しい御旅行を。
投稿: りせ | 2007年9月10日 (月) 12:23