上賀茂神社夜景 賀茂観月祭
25日に上賀茂神社の「賀茂観月祭」に行って来ました。この日は旧暦の八月十五日、「中秋」です。「中秋の名月」といっても「満月ではない」そうです。今年は今夜の月(27日)が満月らしいです。
「賀茂観月祭」が始まります。
月を賞でる風習は「観月」或は「玩月」などといわれ、その起源は古く中国漢代に遡ります。それが『全唐詩』(全900巻)巻230の「八月十五夜月 二首」に八月十五日或は中秋という言葉が初めて見えるように、唐の時代以降旧暦の八月十五日に行なわれるようになりその節日とみなされるようになりました。
賀茂観月祭斎行が粛々と執り行われます。
我が国では宇多天皇の時代に(887~897)に盛大に月見の宴が行われた記録が残っており、江戸時代以降は民間でも団子、すすき、枝豆、燈明、酒等をお供えして観月する習慣が出来ました。(いただいたパンフより)
燈明がたかれ平安雅楽会による「浦安の舞」が舞われます。
尺八の演奏
お名前の紹介はあったのですが、パンフにお名前が書いてなくて。
生田流箏曲 金久千賀子さんによるお琴です。
お琴と尺八で「六段の調べ」。トップの写真は「ケメ子の歌」の澤田よしひろさん達のバンドのフォークショーです。
「お月見団子」(お茶も)と「にごり酒」が先着500名ほどに無料で振舞われました。「にごり酒」はいただいてませんが、お団子を食べながら芝生で観賞です。
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ここからは、上賀茂神社境内に入ります。ピラミッドではありません。立砂です。
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下鴨神社の夜景はこちらです。綺麗にライトアップされて神秘的です。
こんな時でもない限り、夜の神社に来る機会はありません。
遠くでコンサートを聞きながら、本殿にお参り。
賀茂観月祭を途中で抜け出して、正伝寺に向かいました。ハードスケジュールだこと。
明日は「大覚寺・大沢の池の観月の夕べ」のつもりです。写真が多過ぎて2日わたるかもしれません。
クリックを忘れないで帰ってくださいね。是非ともよろしくです。
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コメント
お団子と酒がお接待とは太っ腹です。観月は寺社の境内で一度してみたいものですが、できれば、音楽はいりません。
昨年のケミストリー・イン・平安神宮が観月コンサートかと思って、DVDにとっておいたのを確認したら、10月でした。上賀茂神社さんも雅楽ではなく、無料絢香とか
無料ビリー観月の集いとかをしてはくれないものでしょうか。絶対行きます。月は観ないと思います。
投稿: あしかが | 2007年9月27日 (木) 17:49
★あしかがさん こんばんは♪
上賀茂神社はオープン過ぎて、どこからでも入れるから有料にする囲いとかしたらイヤラシ過ぎますから「無料」が妥当ですね。
ヤッパリ神社ですから「雅楽抜きでお月見」は無理じゃないでしょうか。それにしてもケメ子さんとはくだけてますね。曲目も神社にしてはビックラコンなのもありました。
投稿: りせ | 2007年9月28日 (金) 02:07
おはようございます。やっと、猛暑から少し解放されましたね。今回、お月見に行こう!と、上賀茂神社も候補にあがっていましたが、違うところへ行きました。「上賀茂神社は気が張らず、気前が良くて気楽やわぁ~♪」嬉しいことで。。。来年は、是非、上賀茂神社へと、心しておきます。。夜のお出かけ大変かと思いますが。。秋のライトアップのご紹介もして頂けると嬉しいです~~~。
投稿: aoi | 2007年9月28日 (金) 09:57
★aoiさん こんにちは♪
お月見会にでも行かないとお月さんをジックリ見ませんねえ。
前の2日間が月が無かったので、お月さんがこんなに待ち通しかったとは。
神社、お寺もそれぞれですね。行事の時こそとばかりに拝観料をアップさせるところがあったりなのに、お土産付きで感じ良かったです。これからが秋のライトアップになりますね。
投稿: りせ | 2007年9月28日 (金) 12:16