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2007年9月22日 (土)

浄瑠璃寺 1 九体阿弥陀堂

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浄瑠璃寺  真言律宗  山号は「小田原山」
この寺は東の薬師仏をまつる三重塔、西の九体阿弥陀堂から成り立っています。
寺名は創建時のご本尊の薬師仏の浄土である「浄瑠璃世界」からつけられました。薬師仏は東方浄土の教主で、現実の苦悩を救い、目標の西方浄土へ送り出す遣送仏です。阿弥陀仏は西方未来の理想郷である楽土へ迎えてくれる来迎仏です。

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浄瑠璃寺といえば、掘辰雄の『浄瑠璃寺の春』を教科書で習った事を思い出します。今は馬酔木(あしび)の季節ではなく参道には萩とコスモスが迎えてくれました。

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浄瑠璃世界とは澄みきった静寂と清浄の理想の世界です。

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お堂をまわってから入ります。

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九体阿弥陀如来像
今は唯一のものとなった九体阿弥陀仏。西の本尊で、未熟な私達を理想の未来へ迎えてくださる如来。
”観無量寿経”にある「九品往生」(くぼんおうじょう)人間の努力や心がけなど、いろいろな条件で下品下生(げぼんげしょう)からはじまり、下の中、下の上と最高の上品上生まで九つの往生の段階があるという考えから、九つの如来をまつった。

吉祥天女像  重文  鎌倉時代   (周囲の厨子絵は復元)
五穀豊穣、天下泰平。豊かな暮らしと平和を授ける幸福の女神吉祥天。
※仏様は撮影禁止のため買い求めた写真でどうぞ。他より大きく拡大します。
吉祥天女像は残念ながらこの時期は非公開でした。(公開は1月1日~1月15日、3月21日~5月20日、10月1日~11月30日)

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九体阿弥陀堂  国宝  藤原時代
当時京都を中心に競って建立された九体阿弥陀仏をまつるための横長の堂で、現存する唯一ものです。いずれも檜の寄木造で、漆箔が施されています。
太陽の沈む西方浄土へ迎えてくれる阿弥陀仏を西に向かって拝めるように東向きにし、前に浄土の池を置き、対岸から文字通り彼岸に来迎物を拝ませる形にしたもの。

此岸(対岸)から見た彼岸の阿弥陀堂。

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九体阿弥陀堂

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阿弥陀堂前の石燈籠です。
本堂と三重塔の前(池の両岸)にある二基の石燈籠は南北朝時代。(重文)

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NHKアーカイブで、夜に堂内に灯りがともり「阿字池」に美しく九体阿弥陀堂がライトアップされる画像が再放送されるたびに電話がかかってくるそうです。

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奥様のお話では、檀家の方を年に一度夜にお招きする事はあるそうですが、お彼岸だとも日にちは決まってないそうですから、一般には見ることは出来ないそうです。

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上は三重塔前の石燈籠。

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浄瑠璃寺の写真を整理していたら多くなりすぎました。

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今日は「阿字池」をまわって「九体阿弥陀堂」の写真だけに致します。

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閉門の時間、戸が閉められ始めています。

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赤い三重塔、入りきれなかった境内の様子も明日にします。

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「当尾の石仏巡り」の地図写真、バスの時刻表も次回です。宜しく。
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※説明はいただいた栞を書き写しました。

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コメント

 今晩は! ラ・トゥールへはもう行ってらしたんですね。失礼しました。今度は、ミニコースを食べてみたいです。浄瑠璃寺綺麗ですね。どこを写しても絵になります。長年、このお寺には行きたかったのですが。静岡からだとなんとなく遠く感じられて行かないでいました。私も一杯写真撮って来ますね。 

投稿: shimasi | 2007年9月22日 (土) 21:15

★shimasiさん こんばんは♪
手頃な値段のランチは友人と出かけます。
1度は予約無しで行ってアウト。カンフォーラで食べました。2度目は予約で入りました。
ランチは・・・まあまあですね。近頃のランチは値段にしては「スゴイ!!」ってとこが増えている中・・・まあまあと言うことで・・。
浄瑠璃寺は遠いから、次は何時行けるかわかりません。

投稿: りせ | 2007年9月23日 (日) 00:24

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