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2007年9月 7日 (金)

平安神宮 神苑 尚美館

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平安神宮の神苑にある「尚美館」
大正2年に当時に催されていた「京都博覧会」の貴賓館として仙洞御所から移されました。平安貴族の館の神殿造、池に張り出した釣殿風の優美な建物です。
尚美館も泰平閣も元は瓦葺だったのが移築されて桧皮葺にされたそうです。

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襖絵は日本画家、望月玉渓(もちづきぎょっけい)によるものです。
「尚美館」の内部です。松の間・竹の間・梅の間・鶴の間を見せていただきました。

TOPは「松の間」。右側の襖の木の上に「鶴の巣」が描かれています。鶴の巣は平地の茂みの中にあるそうで「鷺」と間違えられたのか・・・思わぬ発見だそうです。

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下は「竹の間」

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ここにも鶴が描かれています、少し傷みがあるようです。

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一番位の高い「鶴の間」。正面の掛け軸だけ菊池契月のご子息」画によるもの。

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この部屋の鶴は全部で20羽いるそうです。

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これが位の高い天井だそうです。

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そして一番小さなお部屋の「梅の間」です。
時代祭りの衣装の「小野小町の十二単」と「楠木正成の鎧兜」が置かれていました。(新しいのが出来たので古いのを展示されていました)

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ここから見る「泰平閣」は額縁画のよう。

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9月30日まで公開。説明は「京都SKY観光ガイド」の皆さんがされています。
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平安神宮が模した「平安京・大内裏の朝堂院」なのでしょうね。

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コメント

こんにちは、いつも楽しく拝見させてもらっています。夏の特別拝観ですね。この美術館はまだ行ったことがないので、中を見られてよかったです。平安神宮には ここ何年か、初詣に行っています。神門を入って、外拝殿まで広がった広場が、気に入っています。お正月に行くと 山形の玉こんにゃくと牛すじの煮込みを売っている露店があってすごく美味しいのです。それぞれ500円 神宮道と二条通の交差する。信号機の近くにいつもお店をだしています。機会があったら是非いってみてくださいね。写真いつも楽しみにしています。ふつうのガイドブックにはない風景が山盛りで、旅行に行くときの参考にさせてもらうことが出来ます。これからも頑張ってくださいね。ランキング忘れないでクリックします。

投稿: shimasi | 2007年9月 9日 (日) 17:25

★shimasiさん 初めまして♪
嬉しいコメント有り難う御座います。
ここの公開は初めてだそうです。襖を開ければこのような世界があったのですね。
平安神宮の前の露店ではお正月に、吉田神社の節分でも食べ歩きました。「玉こんにゃく」は食べましたよ、美味しかった♪ こんどは「牛すじの煮込み」を食べてみます。露店も随分変わって今風になりましたね。500円が相場みたいで色々食べ歩いたら2ー3000円はパッと飛びますね。
ガイドブックは制限枚数のために定番写真が多いのは仕方ないですね。定番はベストアングルですが、ちょっと離れたら違った綺麗なものが見えるのにと思うこともあります。
京都旅行の参考にしてもらって嬉しいです。有り難う御座います。
ブログにしてランキングに参加した限りはトップ争いしたかったですが、逃げました。
ランキングクリック有り難う御座います。「国内旅行」で”京都”が浮上出来ますように。

投稿: りせ | 2007年9月 9日 (日) 22:58

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