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2007年8月11日 (土)

木屋町 瑞泉寺

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。※写真は全て拡大します。

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瑞泉寺 (ずいせんじ)
慈舟山(じしゅうざん)と号し、浄土宗に属する。豊臣秀吉の甥、豊臣秀次(ひでつぐ)の菩提を弔うために建立された寺である。

秀次は、秀吉の養子となり、関白の位を継いでいたが、秀吉に嫡男秀頼が生まれてからは、次第に疎んぜられ、文禄4年(1595)7月、高野山において自害させられた。

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次いで、8月、秀次の幼児、妻、妾たち39人が当寺の近くの三条河原で死刑に処せられた。遺骸は、その場に埋葬され、塚が築かれ石塔が建てられていたが、その後の鴨川の氾濫などにより次第に荒廃した。

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慶長16年(1611)角倉了以(すみのくらりょうい)が、高瀬川の開削中にこの墓石を発掘し、当地に移し塚を再建して堂宇を建立した。
これが当寺の起りで、僧桂叔(けいしゅく)を開墓とし、寺号は、秀次の法号、瑞泉寺殿をとって瑞泉寺と名付けられた。

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本堂には、本尊阿弥陀如来像を安置し、寺宝としては、秀次及び妻、妾らの辞世の和歌を蔵している。境内には、妻、妾たちの墓及び犠牲者49人の五輪塔がある。
三条大橋から木屋町へ。小橋を下がったところにあります。

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地蔵菩薩像  

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極楽浄土に導く「引導地蔵尊」と言われています。

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秀次公一族の墓所

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中央の墓塔の左右に石の塔が49並んでいます。39人の御一族と後を追った10人の御塔です。

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「中空の石びつ」。読んでくださいね。

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滋賀県の近江八幡に行った時に「豊臣秀次」によって造られた町、近江商人の発生の地でもあると知りました。その記事です→ 

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■散策・00 三条 四条通 先斗町」カテゴリの記事

コメント

『万安真の対話板』という雑学ゴッタ煮HPを
お手伝いしている求太と申します。

HPお題「千利休について」で、秀次の悲劇に触れ、
心惹かれる写真が満載された、
こちらの頁のリンクを貼らせて頂きました。
ありがとうございました。m(_ _)m

投稿: 求太 | 2011年5月21日 (土) 13:53

ごめんなさい。書き漏らしましたが、
拝見した頁で応援クリックをさせて頂きました。

投稿: 求太 | 2011年5月21日 (土) 13:57

★求太さん 初めまして♪
コメント有り難うございます。
お役に立ちましたか・・・
京都の一番の繁華街にこの悲劇のお寺があります。
目立たないお寺で訪れる人も少ないです。
応援有り難うございます。m(_ _)m

投稿: りせ | 2011年5月21日 (土) 23:20

安対板代表の安です。
今回、求太さん(女性)が大変お世話になりました。
又、瑞泉寺の写真、拝借致しました。
有難う御座いました。
安、最初は北に棲息していましたが、段々南下し、今はかろうじて伏見の竹田村に落ち着いています。
今後共HPの性格上、お借りする事があると思いますが、ご勘弁を。
こちらのBBSにも遊びに来てください。
何時でもお待ちいたしております。

安 拝

投稿: 白髪の安 | 2011年5月22日 (日) 22:51

★白髪の安さん 初めまして♪
瑞泉寺の写真をHPに・・・そうだったのですか。
写真、記事をご覧になっただけかと思ってました。
貴HPに訪問させていただきましたが、どこにあるのか分かりませんでした。
当ブログにコメントして下さったサイトには伺っているのですが、なにぶんネット付き合いが負担な為に、どなた様にも御返しのお礼のコメントは失礼しております。
これからもどうぞ宜しく。

投稿: りせ | 2011年5月23日 (月) 12:42

再度、お邪魔します。

>どこにあるのか分かりませんでした。

も、申し訳御座いません。
利休の項目で、瑞泉寺をクリックして戴きましたら、御ブログに(このPに)勝手に行かせて戴く様になっています。
言葉足らずですんません。m(_ _)m

も、もちろん返信無用です。

投稿: 白髪の安 | 2011年5月23日 (月) 19:45

★白髪の安さん こんばんは♪
有り難うございます。見せていただきに参ります。m(_ _)m

投稿: りせ | 2011年5月23日 (月) 21:40

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