法金剛院 蓮
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法金剛院 五位山(ごいさん)と号する律宗の寺である。
この地は、平安時代の初め、右大臣清原夏野が山荘を営んだところで、夏野の没後、寺に改めて双丘寺と称したのが当寺の起りである。
その後、寺は次第に荒廃したが、大治5年(1130)鳥羽上皇の中宮待賢門院(たいけんもんいん)が再興し、寺名を法金剛院と改めた。
庭園(特別名勝)は、昭和45年(1970)に発掘復原されたもので、平安時代の浄土式庭園を残す寺として知られる。「花の寺」としても知られているが、とりわけ蓮の名所として名高い。
蓮を見に行こう・・・早く行ったつもりでも11時。咲いている花はもちろん少ないが花数が少ない。これからが見頃です。(蓮の期間は7時開門)
蓮よりも名残の紫陽花の方が目だった。
去年は遅すぎ、でも去年の方が綺麗かも。以前の法金剛院の記事はこちらです。
花菖蒲が残っていました。
花の寺ですら・・沙羅の花。
青女滝(あおめたき) わが国最古の人造庭園の滝。
浄土式庭園・・・眼の前に極楽浄土の世界をつくろうとしたのである。この形式の伽藍配置には池の占めるウェイトが非常に大きい。
本堂は、元和4年(1618)に再建されたもので、堂内には、本尊の阿弥陀如来坐像、十一面観音坐像、僧形(そうぎょう)文殊坐像(いずれも重要文化財)などを安置している。また、寺宝としては、蓮華式香炉(重要文化財)などの工芸品、書画などを多数蔵している。
また、背後の山は、山頂からの眺めがすばらしいので、仁明天皇が山に従五位下の位を授けたことから五位山と呼ばれている。右京区花園扇野町
JR嵯峨線の「花園駅」が前にあります。
花園の名の由来・・・駒札をどうぞ。
駅のホームから、法金剛院の庭園が見えます。
明日からの記事は「嵐山」「嵯峨野」を歩いてみます。
※「新・世界七不思議」に清水寺は選ばれませんでした。
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コメント
花園の由来、違う説もありますが。。。法金剛院は大学時代のデ-トコ-スでした。誰も居ないので、あんな事、こんな事って 笑笑
ここは四季の写真撮ってます。今年は白い彼岸花を撮りに行こうと思ってます。60カ所の四季のなかで、同じ女性を1年半かけて撮った写真集でます。機会が有ればお見せします。。。
投稿: タケポン | 2007年7月10日 (火) 16:01
★タケポンさん こんにちは♪
京都には皆さんいろいろ想い出がありますね。
花園・・・駒札から書きましたが(駒札よりって書いておきます)、、「花園」という地名は岩倉にもありますね。
彼岸花の白いのも良いですね・・・同じ女性・・・娘さんではないのですか? 見せていただく機会が欲しいです。
日本画に詳しい友人が「描くのは人物画に尽きる」って言ってました。洋画の人は「抽象画に行き着く」って言ってました。絵と写真は違うでしょうが。
景色も花も「人物」により双方が引き立てあい、物語を作るのでしょうね。
投稿: りせ | 2007年7月10日 (火) 18:07
書き直させて申し訳ないです。史学科卒業なもんで・・・歴史写真家って分野があったらなぁ・・・。
投稿: タケポン | 2007年7月13日 (金) 13:19
★タケポンさん こんばんは♪
いえいえどうも有り難うございます。
歴史写真って分野があったら京都は宝庫でしょうが、撮影させてくれませんよね。
投稿: りせ | 2007年7月13日 (金) 22:12