祇園祭 山鉾巡行 1
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17日は祇園祭の山鉾巡行です。
32基の山鉾のうち今日は前半の16基です。行列の(ほぼ)順番に紹介します。
古来より「くじ取らず」として先頭を行く「長刀鉾」です。
鉾頭に大長刀を付けることから「長刀鉾」と呼ばれる。山鉾中唯一、生稚児(いきちご)が乗ります。(TOPの写真も)
今年の長刀鉾の先頭は外人さんでした。
「祇園祭」は八坂神社の祭礼でり、この祭礼に合わせて山鉾町等では諸行事が行われます。葵祭・時代祭と合わせて京都三大祭と呼ばれ、大阪の天神祭・東京の神田祭と並んで日本三大祭の1つです。
去年はどしゃ降りの雨の中・・・感激でしたよ。去年の記事です。① ② ③
御稚児さん達3人のお母様たちが長刀鉾に続きます。
「芦刈山」 今年の「山一番」を引き当てました。
謡曲「芦刈」を題材、妻に去られて一人淋しく難波の浦で芦を刈る老翁の姿を表しています。見送りは尾形光琳の「八橋」、横は山口華楊画のライオンを織ったもの。
「太子山」と「白楽天山」
「太子山」・・・四天王寺建立にあたり、聖徳太子が自ら山中に入って良材を求めたという所伝にもとづいて作られ聖徳太子を祀ります。
「白楽天山」・・・唐の詩人白楽天が道林禅師に仏法の大意を問うところを題材。
「函谷鉾」 (ふつうは”かんこぼこ”ってよびます)
中国戦国時代(前403~前221)斉(せい)の孟嘗君(もうしょうくん)が食客に鶏の声をまねさせて函谷関(かんこくかん)を脱出できた故事にちなんで付けられました。
一条実良をモデルとした稚児人形が乗って(衣装は今年新調)、前掛は重文で旧約聖書創世記第24章イサクの嫁選びを描いた毛綴。雌雄一対の金色の鶏の横掛も。
祇園祭が「動く世界の美術館」といわれる所以です。
舞妓さん 芸妓さんも来られました。
「霰天神山」 (あられてんじん)
京都大火の際、猛火を消した霰と共に降ってきた天神像を祀ったのがこの山の起こりと伝えられています。
「綾傘鉾」 (あやがさ)
古い鉾の形態を残している傘鉾の一つで、金鶏が留まっている大きな傘と棒振り囃子の行列が昭和54年から巡行しています。棒振り囃子は、赤熊(しゃぐま)をかぶり、棒を持った者が、鉦、太鼓、笛に合わせて踊るもの。
歩きながらの踊りと演奏、大変だと思います。壬生六斎会の方の奉仕です。
公家装束の稚児さんが行列に加わります。踊りの間は一服です。
「月鉾」 鉾頭(ほこがしら)に三日月をつけています。
屋根裏の金地彩色草花図は円山応挙の筆で、破風蟇股(はふかえるまた)の彫刻は左甚五郎作と伝えられています。
「伯牙山」 (はくがやま) 「木賊山」 (とくさやま)
「伯牙山」・・・「琴破山」(ことわりやま)ともいわれ、中国の周時代、琴の名人伯牙が友人である鍾子期(しょうしき)の死を聞いてその琴の絃を断ったという故事。
「木賊山」・・・世阿弥の作といわれる謡曲「木賊」が題材。
「孟宗山」 「占出山」 (うらでやま)
「孟宗山」・・・山に飾る御神体は、中国の説話二十四孝の一人である孟宗の雪中に筍を得た話を題材としており「筍山」とも呼ばれています。
「占出山」・・・山の由来は、神功皇后が肥前国松浦で鮎を釣って戦勝の兆とした説話によります。
「鶏鉾」 (にわとりぼこ)
鉾名は天の岩戸の常世の長鳴鳥にちなむ中国の故事によるといわれています。
見送りは16世紀末のベルギー製のタペストリー (重要文化財)。
「郭巨山」 (かっきょやま)
中国の説話二十四孝の一人、郭巨の釜掘りの故事にちなんで製作されました。
「四条傘鉾」
織物の垂れなどをつけた傘と棒振り囃子が巡行する古い形態の鉾で、応仁の乱以前に起源を持っています。昭和63年から山鉾として巡行するようになりました。
「油天神山」
古くから町内の祠に祀っていた天神を勧請して作られた山。
撮影は夫と出かけましたが、夫は定位置(三条河原町・朝日会館前あたり)で最後まで撮り続け、私はうろうろ移動しました。私の運動量の多いこと多いこと。疲れの割には夫撮影が多いのは少し不満!
前半最後は御池通りから鉾を見送ります。 後半は明日です。
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コメント
有難うございました。
一枚ずつ一枚ずつ、ユックリ拝見させて頂きました。
撮影された貴女も、御主人もさぞお疲れだったことと拝察いたします。
でもお蔭様で十分祇園祭のエッセンスを堪能できました。
小生、10年ほど前に市役所前にしつらえて観覧席で観た事がありますが、このアルバムのように「親切な解説付き」には及びません。
有難うございました。
投稿: 山川 政一 | 2007年7月18日 (水) 16:32
こんばんは ! 今日は前半の山鉾巡行をじっくり堪能させて頂きありがとうございました。最初と最後が子供の写真で終わっていますね、子供の表情が好対照です。最初は生稚児が緊張しまくって無表情なんでしょうね、それに引き換え最後の子供は笑っていて表情が生き生きしています。“俺もお祭り参加して楽しんでいるんだぞ!”と言う様子が伝わってきます。やはり子供は型にはめ込まない時が一番輝いていますね。
では明日も後半の山鉾巡行を楽しみにしています。お疲れのところ大変でしょうが、写真の整理頑張って下さい !
平成19年7月18日
北海道の隠れたファンより
投稿: 星野宏 | 2007年7月18日 (水) 17:48
★山川さん こんばんは♪
1つ書いたら全部書かなきゃって感じで、今年の記事は何だか詳しくなってしまいました。
記事を作りながら私も勉強をしています。知らないことばかりです。知ると楽しくなりますね。
投稿: りせ | 2007年7月19日 (木) 01:17
★星野さん こんばんは♪
鉾町に生まれてこの祭りに参加出来て、この子達が祇園祭を支えて行くのですね。
とっても羨ましく思います。鉾町に引っ越したいです。
3れんちゃんでしたから結構疲れが溜まっていますが、しばらくは撮り貯めた写真を徐々に公開してゆっくりします。
お気遣い有り難うございます。
投稿: りせ | 2007年7月19日 (木) 01:24