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2007年7月19日 (木)

祇園祭 山鉾巡行 2

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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「鉾」・(9基)・・屋根の上に真木(しんぎ)という20数メートルの「鉾」が建てられているのが「鉾」といいます。船鉾と傘鉾には鉾は無い。
鉾の先端の鉾頭(ほこがしら)などが各鉾で違います。
「山」・(23基)・・「山」の中でも屋根と車輪のついた「曳き山」3山は真木のかわりに松ノ木を立てている。 鉾・山・合わせて32基の巡行です。

17番目の「菊水鉾」から。(TOPの写真は河原町御池、南観音山の辻回し)
町内に古くからあった井戸、菊水井にちなんで名付けられ、鉾頭には金色の菊花をつけています。遠くからも鉾頭を見て鉾の見分けが出来ます。

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Imj_8140a_1 巡行の途中で囃子方の方々に差し入れが入ります。
青い包みが・・・するすると。

かつては鉾の上からの粽(ちまき)が投げられ、競って拾ったものです。
数年前から中止になっています。

見るだけの山鉾巡行になってきたようで淋しい気がします。

「保昌山」                 「山伏山」(やまぶしやま)
「保昌山」・・・丹後守平井保昌と和泉式部の恋物語を題材に、保昌(やすまさ)が式部のために紫宸殿の紅梅を手折ってくる姿をあらわしています。
「山伏山」・・・御神体が山伏の姿をしており、平安前期の碩学三善清行の第八子である浄蔵貴所の大峯入りの姿をあらわしています。

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「蟷螂山」 (とうろうやま) 別名「かまきり山」。
「蟷螂の斧を以って降軍の隧(わだち)を禦がんと欲す」という中国の故事にちなんだ。
御所車に乗った蟷螂(カマキリ)の羽や鎌、頭が動く唯一の「からくり山」

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「放下鉾」
真木の中ほどの天王台に放下僧(小切子(こきりこ)を打ちながら歌舞・手品・曲芸などの大道芸を行う僧)の像を祀ることに由来します。鉾頭は日・月・星三光が下界を照らす形を示している。 稚児舞が出来る稚児人形の「三光丸」を乗せている。

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河原町通から烏丸通の先までずっと御池通りは南北に有料指定席(3100円)が並んでいます。昔からこんなに長かったかしら?(京都市スゴイ)
去年まで御池通の南北の横断は鉾と鉾の隙間で渡れたのに、烏丸通りの交差点まで
今年は横断禁止になってました。(これってとっても淋しい)

新町通りに曲がり各鉾町に帰る「辻廻し」で時間がかかり、御池通りでは山、鉾が待機しています。鉾町の地図です。

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「岩戸山」 (曳き山)           「北観音山」  (曳き山)
「岩戸山」・・・天岩戸を開いて天照大神を出現させる日本神話に由来。
「北観音山」・・・山の上に楊柳観音像と韋駄天像(いだてんぞう)を安置、見送りの横から観音懺法(せんぽう)の主旨にちなんで大きな柳の枝をさし出している。

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待ち時間は「パパ」と一緒。

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この長~い行列の後に続くのは・・・

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「船鉾」
神功皇后の説話により鉾全体を船型にし、舳先には金色の鷁(げき)、艫(とも)には黒漆塗螺鈿(らでん)の飛龍文の舵をつけています。占出山と同様に、神像にはたくさんの岩田帯がまかれ、その帯は安産のお守りとして妊婦に授与されます。

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待ち時間は座って。。。曳方の多くは学生バイト。さすが・・・京都の大学生は伝統行事に参加できて良いですよ。

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いよいよ動き出します。(鉾の向きが違うのは烏丸で南側にやって来ました)

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「橋弁慶山」                「鯉山」
「橋弁慶山」・・・謡曲「橋弁慶」より弁慶と牛若丸が五条の大橋で戦う姿を表す。
「鯉山」・・・龍門の滝を登る大きな鯉をあしらい、奥の小祠には素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀っています。

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河原町通りの山と鉾。御池通りへ曲がった船鉾が見えます。

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「八幡山」 (はちまんやま)     「鈴鹿山」
「八幡山」・・・町内に祀られている八幡宮を山の御神体に勧請したもの。
「鈴鹿山」・・・伊勢国鈴鹿山で道行く人を苦しめていた悪鬼を退治した瀬織津姫尊(せおりつひめのみこと、鈴鹿権現)を女人の姿で現しています。

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「役行者山」(えんのぎょうじゃやま)   「黒主山」(くろぬしやま)
「役行者山」・・・役行者(洞内)と一言主神、葛城神の三体を安置している。
「黒主山」・・・謡曲「志賀」より、桜の花を仰ぎ眺める大友黒主の姿です。

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「浄妙山」 (じょうみょうやま)
平家物語の宇治川の合戦より、橋桁を渡り一番乗りをしようとする三井寺の僧兵筒井浄妙とその頭上を飛び越えて先陣を取った一来法師の一瞬を捉えた人形組。

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いつも巡行の最後を飾る「南観音山」です。(トップの辻廻しも)
「下り観音山」ともいわれ、後祭の山鉾巡行の最後を行く曳山。本尊は楊柳観音と善財童子で形状は北観音山と似ていますが、南観音山は四隅に木製の薬玉をつけます。

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過ぎ去った行列を見送ります。パトカー、工事用の車両が整備に続きます。

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山と鉾は各鉾町に帰って行きます。

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山鉾巡行はこれで終わりですが、祇園祭は7月末まで、まだまだ続きます。

※「鉾」のミニチュア、ディスプレーは「つれづれ編」を見てくださいね。

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Kamakiri08

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□ 2007 祇園祭」カテゴリの記事

コメント

おはようございます   
2日間にわたって山鉾巡行の写真ありがとうございます。
こんなにたくさんの山と鉾があるんですね・・・。スゴイ!!
一つ一つの山や鉾にちゃんと意味があるんですね。とても勉強になりました(^v^) チマキ投げてほしいですねぇ~(笑)

りせさんの写真から山鉾巡行の迫力が伝わってきました。ナマで見るともっと圧倒されるんでしょうね。来年は、見に行きたいな。

写真整理お疲れ様でした。

投稿: なお | 2007年7月19日 (木) 11:19

「♪コンコンチキチン・♪コンチキチン」の音が今にも聞こえてきそう。
迫力のある撮影には想像を超える難儀なこともあったと拝察いたします。

二日間にわたって一大ページェントを堪能させてくださって有難う。
河原町御池での「辻回し」、思い出しました。割り竹を車の下に敷いて水を打ち、難儀なターンも見所でした。

最後の「蟷螂山」のカマキリは「ぱらぱらマンガ」を見る思いです。常にカマキリを中央に配してのアイデアには敬服しました。

投稿: 山川 政一 | 2007年7月19日 (木) 16:04

★なおさん こんばんは♪
写真の数の多いこと多いこと。でもこのお蔭で暫くしのいで行けそうです。後から見直したら「もっと良い写真があった!」・・・タイトルを変えて登場するかも。
雨の去年は迫力があったなあと思いますが、今年も伝わったでしょうか。
ちまき投げてもらっても取ったこと無しでした。
コメント有り難う御座います。頑張った甲斐があります。

投稿: りせ | 2007年7月20日 (金) 02:53

★山川さん こんばんは♪
コメント有り難う御座います。3日連続で行った甲斐があります。
去年は大雨、今年はまあまあの天気。飽きる事なく来年も。
ヤッパリ「辻回し」の見える場所に陣取るのが迫力を伝えるのに良いですね。来年は「辻回し」をもっとお届けしたい。
今年は、カマキリ山が人気みたいで、、あんなにしっかり見たのは初めてでした。(今まで動くとは知らなかった)沿道でも人気でしたよ。
あの動画は夫が作りましたがバックが悪い。うしろがゴチャゴチャでカマキリが見難くて。
「コンチキチン」は良いですね。あのお囃子大好きです。テープを買っていつも聞きたいくらいです。

投稿: りせ | 2007年7月20日 (金) 03:08

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