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2007年6月27日 (水)

武道センター旧武徳殿

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。写真は全てクリックで拡大します。

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今日は何ともカッコイイ写真から登場です。

「武徳殿」の入り口といえば西側にある何の変哲も無い↓と思っていたのですが。

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「武徳殿」に立派な門があることを知って、京都会館にコンサートのチケットを買いに行きがてら、立ち寄ってみました。平安神宮の西隣です。
向かいはタルトタタンで有名な◆ラ・ヴァチュールです。(アップルパイ)

門は平安神宮のバスプールの前にある為、いつもバスが邪魔で見えない筈でした。
京都守護職の屋敷にあった門だとか。 
門前の「薫風句碑(くんぷう)」には「風薫る左文右武の学舎跡 野風呂」とあります。

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門を中から見ると・・立派な高麗門です。
上に屋根のようにあるのは「京都会館」です。赤い色は前を塞ぐ観光バス。


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旧武徳殿 (京都市指定有形文化財)
この建物はとおく平安の都 ときの桓武天皇が武技を奨励し、宮西に武徳殿を建立し、日本民族全盛発展の礎石とされた故事にならい、平安遷都1100年記念行事の一環として明治32年 全国の有志浄財を結集し往時の平安宮の大極殿を模して建設されたものである。

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その後、大正13年には この地に大日本武道専門学校が開設されて以来、わが国の武道の中心的殿堂であった。

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しかしながら戦後の一時期に進駐軍に接収されていたが、昭和26年にようやく接収が解除され京都市の所有となり、京都市警察学校を開設するなど、幾多の変遷を経てきた。そして昭和58年6月、明治期の大規模木造建築で我が国武道史における貴重な建造物であるとして京都市指定有形文化財に指定された。

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なおこの建物は全国有志の浄財により、昭和60年度から全面的に修復し、その保存に努めることとなった。
平成8年7月には国の重要文化財の指定を受けるに至り、今後も武道の殿堂としての地位を保ち続けていくものである。 (京都市)

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ベルギーから「居合い術」を習いに来られた方たちの個人レッスンでした。決まってました~、あと1年京都で修行するそうです。頑張って下さい。

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天皇が御覧になられるしつらえです。

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「床緑」じゃなく「床青」とでも言いましょうか・・・実相院の「床緑」はこちらです。

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こちらは、西の入り口から入ったところ。後ろ側ということですね。

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こちら側が立派ですね。武道専門学校の碑もありました。

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今、「京都市武道センター」としてフィットネスなどに開放されています。私もかつて、少し太極拳をしていた時 発表会かなんかでここに来たことがあります。
NHKドキュメンタリーで「剣道八段」だったかを見たのも舞台はここだった。
昔は「音大」があったところ。

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まだまだ京都には埋蔵された文化財が眠っています。この辺りは”六勝寺跡”発掘が今も続いています。

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コメント

 おはようございます。後ろ姿に始まり後ろ姿に終わる。(礼に始まり礼に終わる。) 何故か今の世の中、殺伐としていますね、自分を含め感謝すると言う気持ちがどんどん薄れていくような気がします。
外人さんの後ろ姿で右肩が下がっているのはちょっと残念ですね。
やっぱり袴姿は胴長短足の日本人が一番似合いますね!

               平成19年6月27日
                
               北海道の隠れたファンより

投稿: 星野宏 | 2007年6月27日 (水) 11:18

★星野さん こんばんは♪
・・・そうですね。作為があったつもりはないのですが、そうなってますね。正面も欲しかったです。
右肩・・そういえば下がってますが、真っ直ぐにしなけりゃならないのですか・・・そういうものなのですね。
先生は袴も腰でシッカリ決まってました。さすが着慣れてらっしゃいました。

投稿: りせ | 2007年6月27日 (水) 21:51

りせさん、今夜もブログ拝見させていただいております☆
毎日毎日、たくさんのお写真と、細かなご説明などを載せられていて、
拝見する側は、”そうなんですね~”とか”なるほど~”と思いながら
楽しい時間を過させていただいているのですが、これからますます日中は
暑くなりますし、お体には十分お気をつけくださいね☆そういえば、この時期、私は貴船神社へ行って、”水みくじ”をひいた想い出があります。
駅から神社までを歩く道は、緑がいっぱいで、マイナスイオンたっぷり~♪という感じで気持ちが良かったです。周辺には、確か”あゆ”の塩焼きを食べさせてくれるお店があったような・・・。足を河につけながら食べられる所もみかけた気がします☆

投稿: ことこ | 2007年6月28日 (木) 01:11

★ことこさん こんにちは♪
コメント有り難うございます。
私がこのブログを作るに当たって一番気をつけているのが「出来るだけ自分の主観で決め付けた事を書かない」ということなのです。
「神社仏閣などの説明」は公に発信されているものを引用させていただいています。写真説明など時々「こう書きたい」と思うことはあっても、写真に託して言葉は控えています。言葉足らずで幼稚になっていますのに、ことこさん、有り難うございます。
叡電の貴船口駅から上って行くの良い道ですが結構長いですね。でも車より歩きたいものです。
慣れているとは言え、京都の夏はこたえます。アリガトウ気をつけますね。この夏、また涼みに参ります。京都の奥座敷ピッタリですから。

投稿: りせ | 2007年6月28日 (木) 11:14

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