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2007年6月 1日 (金)

光明院 東福寺・塔頭 

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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東福寺の塔頭でまだ行ってない寺院。
「光明院」 堂々と寺院名を紹介しても良いのだろうか。「拝観中」の札はありません。
庭園は昭和を代表する作庭家・重森三玲氏作です。ご存知の方も多いと思います、既に数多くのサイトやブログに載っておりますので私も紹介させていただきます。
「重森三玲の庭」として、新・旧のブログに入れておりますので見てください。
撮影も自由にさせていただきました、感謝の限りでございます。
寺院の尊厳と優しさを感じました。
ツツジはほとんど終わっていましたが、少し残った可愛い色が彩りを添えてくれました。

Imj_3592a 東福寺の通天橋の紅葉の見事さを、有名俳優の出演でテレビ紹介されてからでしょうか。東福寺にツアーバスが大量に押し寄せるようになって。

看板がひっそり門の内に置かれていました。
よほど多くの方が来られた時は(紅葉の頃かな)門の前に出されるのでしょうね。
いろいろ書かれていますが、うるさい方が居られるわけではなくて・・・有り難く拝見、撮影させていただきました。
もし、無礼な人が押し寄せるようになって「拝観謝絶」になっては困りますね。

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光明院
明徳2年(1391)に創建された東福寺の塔頭。
重森三玲氏作の庭園「波心庭」が有名。苔が美しく「虹の苔寺」ともいわれている。

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「芬○院さんも人が押し寄せるから、公開を辞めたいと仰ってた」、という話も聞いたことがあります。
観光客を集める為に熱心に色んな企画をされる寺院もあります。そんな所に本当は行きたくないのですよ。行っても記事にはしたくないけど、そういう訳にもいかず。

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京都は観光都市。この頃やたらイベントに力を入れて観光客を呼び込んでいます。
年間目標・5000万人ですよ。過去5年は毎年連続4700万人突破らしいです。京都の人口は・130万人くらいなのに。
観光客にすれば、まだ知られていない寺院を開拓したいのは当たり前なのでしょうが、寺院は観光客の為に存在しているのではありませんしね。

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6月1日 NHK「美の壺 枯山水」で”光明院、芬陀院、龍吟庵”が紹介されていました(カテゴリーは重森三玲の庭)。何たる偶然。他に現在撮影禁止になった大徳寺塔頭”大仙院”の蓬莱山の枯山水。建仁寺、龍安寺も、どれもこのブログで既に紹介しています。御覧下さい。

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枯山水は「額縁で見る」見方が。「額縁の向こうに大きく広がる小宇宙がある」・・・そうです。

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苔が緑を増すのはこれからでしょうか。

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円窓、吉野窓」 

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円窓は悟りを表し調和のとれた世界だそうです。
円は尊いもの、円窓から見えるのは理想の世界。(美の壺より)

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反対から見ると。

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漏れる光は美しい。・・・有り難うございました。

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コメント

りせさん、こんばんは(^^)
写真の構図の取り方が相変わらず素敵で、見入ってしまいます♪
りせさんの写真を見て、京都に行って同じように見ようと思ってもやっぱり普通に見てしまって、帰ってからアララ・・・という事が何度もあります^^;
 苔を楽しみたいのなら「早朝の朝露に濡れている頃」か「雨上がりの時」とあるお寺の方に教えていただいた事があります

 静かなお寺が観光客によって、騒がしくなって本来のお寺のあり方から離れてしまう・・・当然謝絶になりますね(T_T)
謝絶はしなくても許可制になったり、撮影禁止になったり・・・
一人一人の観光客のマナーの結果、私も観光客の一人として気をつけなければ・・・
 

投稿: きこ | 2007年6月 2日 (土) 23:26

★きこさん こんばんは♪
構図が決まってますか? コメントで誉めてくださる方が何人かおられて大変嬉しいです。
昔から絵を描くことが好きで、最近まで油絵をやっていたから構図を決めるのに色々悩んだ経験が役に立っているのでしょうか。
苔は湿り気ですね。それと苔も枯れる種類があるのかなぁ茶色っぽいのがあって、これから緑に色付くのかしらと思っています。
寺院にもそれぞれ事情があるようですね。分らない世界があるようで。
あまりなマナーだと「苔寺」みたいに予約で3000円ということにも成りかねませんね。

投稿: りせ | 2007年6月 3日 (日) 01:15

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