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2007年5月 7日 (月)

平等院 世界文化遺産

目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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訪れた4日の藤は見頃の最終だったようです。見事な藤は明日の紹介にして今日は平等院の鳳凰堂を中心にお伝えします。(思わせ振りです)

平等院  (世界文化遺産) 公式サイトです。
風光明媚な宇治で、藤原一族の栄華を今に伝える平等院は、宇治川の西岸にあった源重信の別荘をその夫人から藤原道長が譲り受け、その子頼通が永承7(1052)年、寺に改めたものです。
鳳凰を屋上に戴く鳳凰堂(国宝)には仏師・定朝作の阿弥陀如来像が安置され、51体の雲中供養菩薩像が長押の上で、雲に乗って音楽を奏している。
壁扉画、日本三名鐘の一つといわれる梵鐘とともに国宝。
浄土空間を現出させたという庭園は、史跡及び名勝に指定されており、近年発掘調査に基づく整備が行われた。
平成13年には、博物館として鳳翔館が開館。(以上京都府Web siteより)

観音堂の横にある藤棚をちょっぴりだけお見せして、先に進みます。

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鳳凰堂を横から。

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正面の方へ歩いて行きます。

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鳳凰堂です。 十円玉を出してらっしゃる方もおられます。

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今は1回数十人ずつ中に入って説明を受けます。
国宝・本尊阿弥陀如来坐像の修理は完了して、鳳凰堂内に仮安置し拝観を再開してますが、引き続き「国宝天蓋」の修理が行われているようです。

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ご本尊の阿弥陀如来像のお顔が遥かに見えます。
天喜元年(1053)に造られたものです。およそ1000年前の作です。

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屋根の鳳凰。

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阿字池を少し廻って行きます。

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子供の頃、小学校から社会見学で来た記憶では阿字池はもっと大きかったです。子供だから大きく感じたのではなくて本当にもっと大きかったのですが。(発掘調査による整備で小さくなったのでしょうね)

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阿字池の向こう、藤棚の前の列は鳳凰堂に入るための列です。

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年代を感じる古さです。

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鳳凰堂の裏手にある災難よけ不動堂。

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源頼政のお墓があります。
治承四年(1180)五月、以仁王(もちひとおう)の令旨を奉じ、平家打倒を掲げた源頼政は宇治で決戦に及び、衆寡敵せず平等院で辞世の和歌を残し自刃しました。

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鳳凰堂を一回りして来ました。

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平等院ミュージアム「鳳翔館」は1度の入場人員を制限していて、待ち時間が。今まで2-3度入っているので今回は遠慮しておきました。

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 1 平等院」カテゴリの記事

コメント

相変わらず精力的に活動されていて何よりに存じます。
鳳凰堂に加えて博物館も入場制限ですか。以前は鳳凰堂内の壁扉画の細部に至るまでゆっくりと鑑賞出来た記憶があります。雲中供養菩薩の一部を欄間から外して博物館で間近にに観察出来たのは大変結構でしたが、外した跡に摸刻でも嵌めて置いてくれたらと思った事がありました。
方々で拝観が年々窮屈になって行くにつけても、「ブログ更新は辞め時か」などと迷わないで下さい。理屈抜きで「京都好き」と言う盲目的憧憬を持った人の為にも続けて欲しいものです。私自身、山科の「大雲寺」を開いて酔芙蓉のことを知り、さっそく我が家の酔芙蓉を増やすべく、挿し木を試みたような次第です。この秋には、早朝、酔い潰れた酔芙蓉が沢山見られたらお慰みと言った塩梅です。

投稿: 槃特の呟き | 2007年5月 7日 (月) 11:41

★槃特の呟きさん こんにちは♪
今ミュージアムに保管されているものが全て昔は鳳凰堂の中でゆっくり見ることが出来ました。人が多いと入る気がしませんので鳳凰堂に入ったのも遥か昔です。
ミュージアムの中の綺麗な壁に雲中供養菩薩が飾られているのを見た時、「これ本物?」と思ったものです。在るべき所にもあって欲しいなあと思いますが・・・
ブログに仕立てたのが去年の1月末。京都の写真だけで1年続くかしらと思ってましたが、季節ごとに違った顔が見えるものですね。
先日、霧島つつじを見に曼殊院に行きましたが、撮影はかなり自由な曼殊院でさえ、「虎の襖絵の部屋」の撮影が禁止になっていました。ビックリです。(以前撮ったのはサイトのスライドショーでは公表しています)
撮影は規則を守り、常識ある心構えで撮っているのですが、別の寺院の写真にクレームをつけられたことがあって、、、誤解は解きましたが。今回も望遠で撮った阿弥陀如来像のお顔にクレームを付けられないかと・・・そうなったら辞めたくなります。
酔芙蓉は綺麗ですね。1日花が勿体ないですが。強い花のようですから大きく育つと思います。我が家も楽しみにしています。

投稿: りせ | 2007年5月 7日 (月) 16:38

りせさん、今晩は~
私もちょっと古いんですが昨年の京都を
アップしました(笑)

投稿: jnmt | 2007年5月 7日 (月) 18:27

★jnmtさん こんばんは♪
ご案内有り難うございます。伺わせていただきますm(_ _)m
コメントは残す余裕がなくて・・・前もって失礼いたします。
怒らないでくださいね。

投稿: りせ | 2007年5月 8日 (火) 01:07

国宝の鳳凰は、なかなか、間近では、拝見できません。
なんだか、得した気分です。

投稿: まりも | 2007年5月10日 (木) 07:47

★まりもさん こんにちは♪
鳳凰・・・望遠レンズでバッチリです。

投稿: りせ | 2007年5月10日 (木) 13:16

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