那須与一さん 即成院
泉涌寺塔頭の即成院(そくじょういん)は通称「那須与一さん」と呼ばれるお寺です。
1185年(文治1)屋島の戦で扇の的を射落とした那須与市宗高は、この出陣の途中で病気になったが即成院に参籠して平癒、八島の戦いで武勲をたてました。
のち出家してこの寺院で庵をむすびました。
即成院は泉涌寺の総門の横にあります。
屋根の上には「鳳凰」が。
京都七福神の第一番・「福禄寿」のお寺です。(都七福神とは違うみたい)
通称名 「那須与一さん」
即成院
光明山と号する真言宗泉涌寺派の寺である。
正暦3年(992)、恵心僧都により伏見に建立された光明院を始まりとする。
寛治年間(1087~94)には、橘俊綱が山荘造営にあたり、当院を持仏堂として傍に移設し、伏見寺または即成就院と呼ばれていた。
文禄3年(1594)、豊臣秀吉の伏見城築城のため、深草大亀谷に移転し、さらに明治に至り、泉涌寺山内に再興され、即成院と呼ばれるようになった。
東山区泉涌寺山内町28 (駒札より) 場所はここです。
弘法大師の像など。
本堂
本堂には、国の重要文化財に指定されている本尊阿弥陀如来像を始め、25菩薩座像が安置されています。
本堂の中を通って那須与市の墓と伝えられる石造宝塔へ。
那須与一 石造宝塔 大きくて塔の先が見えません。
「願い扇」と「手ぬぐい」
お参りを済ませて帰ります。
門を入ってからどなたとも会いませんでした。「こんにちは」「勝手にお邪魔します」「拝ませていただきます」なんて独り言のように言いながら進みました。
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コメント
りせさん、今晩は~。
即成院は東福寺から近いんですね~
4月初の京都紀行は東福寺でした。
桜を禁止した東福寺、知らずに桜を求めて
行ってしまいまいした(笑)
「塔頭」・・・最初は読めませんでした(笑)
もうすぐ「葵祭り」ですね~
この前は葵祭りの終点、上賀茂神社へ
行ってきました。
今度は紅葉の時期まで行けません(悲)
投稿: jnmt | 2007年5月 2日 (水) 21:08
★inmtさん こんばんは♪
東福寺は「桜は僧侶の心を惑わす」とかいって全部切って紅葉に変えたと聞いていますが、あっと言う間に散る桜より赤々と情熱的に色付き、期間の長い紅葉の方が刺激的で心を惑わすと思うのですが。
「塔」と「頭」・・・どっちが先だったかなあなんてまだ迷います。
紅葉の期間は長いから、計画を立てるのも桜よりゆとりがありますね。
葵祭りの前の儀式はもう始まってますよ。
投稿: りせ | 2007年5月 3日 (木) 01:36