« 無鄰菴 2 庭園散策 | トップページ | 曼殊院門跡 2 霧島ツツジ  »

2007年5月19日 (土)

曼殊院門跡 初夏 1

Imj_2180b

「曼殊院門跡」が仕上がりました。今日は建物の中を主に紹介します。

真っ赤な霧島ツツジを求めて、狸谷山不動尊から山道を歩いてやっと辿り着きました。
訪れたのは5月3日。下鴨神社では流鏑馬が行われていた頃です。
市内で降ってなくても山沿いはよく雨が降ります。この日も山道で1時過ぎから約1時間降りました。
「流鏑馬も降られているのだろうか?」と心配していましたが、ニュースでは的を射る勇壮な馬上の射手の姿ばかり。山沿いとの天気の違いに驚きました。

「曼殊院門跡」 (以下説明は公式サイトより) 公式サイトです。
門跡とは皇室一門の方々が住職であったことを意味し、勅使門の両側の塀に残る五本の白い筋はその格式を今に伝えるものである。

Imj_2055a_1 Imj_2080a

延暦年間(728~806)、宗祖伝教大師最澄により、鎮護国家の道場として比叡の地に創建されたのが曼殊院のはじまりである。
その後、天暦年間(947~957)是算国師のとき比叡山西塔北渓に移り、「東尾坊」と号した。また、この国師が菅原家の出生であったことから、北野天満宮が造営されると初代別当職に補され、以後明治維新まで北野別当職を歴任することになる。寺では是算国師を曼殊院初代としている。
天仁年間(1108~10)、八代忠尋大僧正が寺号を「曼殊院」と改め、北山に別院を建立された。
そして明暦二年(1656)に二十九代良尚親王が入寺され、現在の地に堂宇を造営したのが今日の曼殊院である。

庫裡(重文) 寺院の台所、玄関 お馴染み曼殊院のJR秋のポスターが貼ってあります。

Dsc47110a

上之台所  おくどさんを撮らずに光を撮ってしまいました。

Dsc47109a
 
「孔雀の間」  岸駒筆。南画風で描かれている。人間の一生を孔雀の姿で表現したもの。

Imj_2091a

「虎の間」 狩野永徳筆 (重文)
先ずシッカリお断りしておきます。この日「虎の間」の撮影は禁止になっていました。この写真は2004年6月に行った時に撮影したもので、既にホームページで公開しているものです。

Dsc07681a

「竹の間」は撮っていません。幽霊の掛け軸がかかっていた部屋がそうだったかもしれません。

「中国聖賢の図」

Imj_2086a

庭園が少し見えています。

Imj_2195b

一乗の間 牡丹が生けられていました。

Dsc47095a

展示物の部屋です。

Imj_2163a

Imj_2173a

Imj_2167a

大書院 「十雪の間」 このお部屋から庭園を見ます。

Imj_2191a

「引き手」・・・素敵です。 「釘隠し」は富士にかかる雲が全て違います。

Dsc47098a Dsc47099a

Dsc47066a Dsc47063a

正面に弁財天 横に天満宮 ・・・外の弁天島にあります。

Imj_2071a Imj_2068a

  ----------------------------------------------------------------
      ブログランキングです。励みになりますのでクリックして下さいね 
         よろしく♪  にほんブログ村 旅行ブログへこちらもよろしく☆
  ----------------------------------------------------------------

明日は真っ赤な霧島ツツジが美しい庭園を紹介します。霧島つつじ

Dsc47094b

|

« 無鄰菴 2 庭園散策 | トップページ | 曼殊院門跡 2 霧島ツツジ  »

■散策・24 詩仙堂・曼殊院・比叡山麓」カテゴリの記事

コメント

障子に映った木の影が心憎いですね。

投稿: twinmount | 2007年5月19日 (土) 10:32

りせさん、こんにちは。
瓢箪型の引き手、いいですねぇ。(反対側は扇型だったと思いますが)
釘隠しも雲の形が違えてあったなんて、
粋ですね。色もいいなぁ・・・。

霧島ツツジのアップも楽しみにしてます。

投稿: てんてん | 2007年5月19日 (土) 13:00

★twinmountさん こんばんは♪
障子の影、暖かい感じがしますね。

投稿: りせ | 2007年5月20日 (日) 01:10

★てんてんさん こんばんは♪
釘隠しも引手もセンスがいいですね。富士山の釘隠しの数は40いくつあるって(記憶違いかも、でもかなり多いらしい)観光タクシーさんが仰ってました。
瓢箪の後は閉じた扇子です。暗いけれど載せてます。見てくださいね。

投稿: りせ | 2007年5月20日 (日) 01:16

こんばんは!
曼殊院の門跡寺院、先ずはこちらのページで詣でさせて頂きました。さすが門跡寺院、何れの寺社もそれなりに格式がありますが、特にこの門跡寺院は重厚で荘厳な空気が漂っていますね~。

奈良・京都供さすがに歴史が古いだけあってこの天皇・皇室家が住職をお勤めされた門跡寺院は多いようです。
昨年の秋、私も大覚寺に参拝致しました。

大書院「十雪の間」のお庭を臨む障子に映った影絵のような木々のシルエットが何とも美しく、非常に強く胸に響きました。有難うございます。

りせさんのお部屋大変広いです。この次は修学院離宮にお邪魔させて頂きます。

投稿: ヒロ | 2009年3月11日 (水) 21:59

★ヒロさん こんにちは♪
門跡寺院は独特な高貴な雰囲気がありますね。
霧島つつじの頃、紅葉の頃など写真はたくさんありますから、ゆっくり見ていって下さいね。去年の紅葉の修学院離宮は特にお薦めします。私もかなり満足しています。

投稿: りせ | 2009年3月12日 (木) 17:25

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 無鄰菴 2 庭園散策 | トップページ | 曼殊院門跡 2 霧島ツツジ  »