狸谷山不動院 1 武蔵修行の滝
今日と明日お届けするのは「狸谷山不動尊」と「曼殊院までの山道」です。
「狸谷山不動尊」からは「狸谷山三十六童子めぐり」~「瓜生山」へ。山頂の「奥の院」を経て「曼殊院」まで新緑の山道を歩いて行きます。
「狸谷山不動尊」は「詩仙堂」「宮本武蔵の八大神社」の先5-6分。坂道がちょっとキツイかも知れませんが。送り火の「法」が見えます。
「狸谷山不動院」は交通安全の祈願でも有名なところです。狸谷山不動尊
修験道大本山 狸谷山不動院 (これより以下説明部分は公式サイトより)
「1200年続く・・・、真言密教の世界へ」・・・公式サイトです。
「タヌキダニのお不動さん」の名で知られる。宮本武蔵が心の剣をみがいたといわれる武蔵之滝があり修行場として信仰された。
交通安全・厄よけ祈願で知られる。正月三ヶ日には初詣大護摩祈願祭、7月28日には火渡り祭が行われる。毎月3・16・28日(午前11時)はお不動さんの日でお護摩が焚かれる。建立:1718(享保3)年
「KENKO・250」 本殿までの階段が250段。10回登頂することで満願達成・・・ということで、10個スタンプを貯めましょう。何年かかってもOKです。
咤怒鬼(タヌキ)・・・ご本尊「不動明王」は平安京の城郭東北隅に鬼門守護として、桓武天皇勅願により祭祀されたもので、以来、タヌキ(咤怒鬼)不動明王として、悪鬼退散の霊験著しく、鎌倉時代建長年間(1249)に洞窟に安置され、公家殿上人をはじめ、都人の尊崇の的であった。
「阪神タイガース優勝記念」
たぬき七福神
七福神
赤い鳥居をくぐって、「白竜弁財天」へ。
お大師さんのお迎えです。
光明殿(大師堂)
「発心門、修行門、菩提門、成就門」をくぐってお堂を一周すると、四国八十八ヶ所めぐりが出来ます。
あの先から本殿まで階段はまだ続きます。
役者さんの奉納が他にもありました。
三社明神堂
周りは「信楽焼きのたぬき」でいっぱいです。
参詣者が置いていかれるのでしょうか?
慶長九年(1604)には、剣豪宮本武蔵が、滝に打たれて、修業を続け、己に克つ不動心を感得し、享保三年(1718)には、木食上人正禅が、現内陣で、(洞窟を改修)、17年間参籠し、菩提心の開発に努め、狸谷修験者の先駆となる。
その後、修業場として各地から、参籠篭が馳せ参じたが、世の変遷と、為政者の干渉などあり、明治の廃仏毀釈には、あたら霊仏が草深く埋もれると云う、歎わしい事態となり、次第に荒廃したのである。
明治の後期に至り、郷土の有志が集まり、由緒あるご霊仏の再現を強く願い、山を伐り道を拡げて、信心の針路を打ち立てたのである。かくして、昭和19年(1944)請われて、大僧正亮栄和尚が入山、「修験道大本山一乗寺狸谷山不動院」として寺法を制定、狸谷山開山第一世貫主として、自ら宗派を超えた寺院を再興したのである。
本殿を見上げます。
宮本武蔵 修行の滝
「宮本武蔵の八大神社」の写真はサイトの写真集をどうぞ。中ほどです。
今日は「宮本武蔵 修行の滝」までです。
明日は「本殿」と「狸谷山三十六童子めぐり」を経て瓜生山から「曼殊院への道」です。
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コメント
公式サイト見てきました。
ご祭神は、不動明王ですか。
是非、ご本尊を、拝見したいものです。
現代でも、山深い地なのに、その昔の、修験者たちはさぞ、苦労して詣でた事でしょうね。
投稿: まりも | 2007年5月10日 (木) 07:38
★まりもさん こんにちは♪
公式サイト、表紙は出来上がっているのですが中身の完成度が低くて・・・早く充実してほしいな。
一乗寺下り松も昔じゃもっと山に中だったのでしょうからここも奥深かったのでしょうね。
投稿: りせ | 2007年5月10日 (木) 13:13