熊野若王子神社 熊野詣の京都の起点
京洛東那智 熊野若王子神社 (くまのにゃくおうじ神社)
熊野参詣の京都の起点です。 場所はここです。
はるばる遠い紀州への参詣 熊野詣に当たり、修験者は若王子神社で浄めを行ってから出発していった。
かつては極楽浄土と考えられてい崇拝を集めた熊野参詣、蟻の熊野詣と形容されるほど法王、上皇から一般庶民までが性別身分を問わず目指しました。
熊野とは『隠国』(こもりく)から転じた名称であり、先祖の霊がこもる黄泉の国と考えられていた。
温暖多雨の気候であり鬱蒼とした森林があの世を連想させ、苦行の果てに法悦を得ようと浄土信仰が生まれたのでしょう。(頂いた栞より)
熊野若王子神社は哲学の道の南の起点になります。
神社の由来は拡大して読んでくださいね。
紀州熊野三山は「本宮」「新宮」「那智宮」の三社をいいます。
京都にある「洛中熊野三山」は◆熊野神社(次回記事にします)、◆熊野若王子神社、 ◆新熊野神社の三社です。
「熊野大権現」の額の字はカラスによって表示されています。カラス文字って知らなかったから 近づいてしっかり撮ってなくって(カラスは3羽とも20羽とも)。
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「うん」の狛犬にだけ角があります。ちょっと変わってるかな。宮司さんに「あ」の方は折れたのですか?って聞いてみました。(だって、折れたように見えました)。角は最初から「うん」にだけあるそうです。
狛犬は「龍の化身」だとか。。。知らなかった。だから獅子や虎や牛等に変身ですね。
この日「桜花苑」ではすっかり花は落ちていました。
そこで「滝」に行ってみました。 瀧宮神社です。熊野若王子神社 桜花苑
本間龍神
滝はどこにあるのでしょうか?
滝は那智の滝を表し、熊野御幸の際後白河法王をはじめ修験者がこの滝で身を浄めて熊野へ参られたそうです。
熊野に通じる道はいくつもありましたが、京都からは紀路(紀伊路)、その中でも中辺路を辿ります。総行程720里、片道およそ300キロをかつての参詣者は約1ヶ月かけて熊野本宮まで往復しました(栞より)
ご神木の梛(なぎ)で作ったお守りは種々の悩み事を「ナギ倒す」だそうです。
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・・・だから引き返して来ました。淑女は危うきに近寄らず。
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