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2007年3月 7日 (水)

小野小町の随心院

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随心院  真言宗小野流の大本山
正暦2年(991)弘法大師第8世の法孫仁海(にんがい)僧正の開基であって、もと牛皮山曼荼羅寺といった。
当院は真言宗小野流発祥の地であって、第5世増俊が塔頭に随心院を建立し、第7世親巌の時、後堀河天皇より門跡(もんぜき)の宣旨をうけ、以来、小野曼荼羅寺御殿随心院門跡と称した。
その後、応仁の兵火で炎上したが、慶長4年(1599)九条家から入った第24世増孝が再興し、今日にいたっている。

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小野小町
古来この地は「小野」と呼ばれており、小野小町は小野篁(たかむら)の孫にあたり、出羽の国司を勤めた良実の娘であるとされている。小野道風は小町の従兄にあたる。弘仁六年(815)頃の生まれ。 随心院公式サイト

深草の少将の百夜通(ももよがよい)の話が有名。
小町を慕って小野の里に雨の夜も雪の夜も通い続けたが九十九日目の雪の夜に発病、最後の一夜を前に世を去った深草少将の伝説。
下の駒札には「謡曲・通小町」の百夜通のことが書かれている。
百人一首「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめさしまに」

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庫裏に入ります。

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薬医門を見る。

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本堂より書院と能の間。庭園の大杉苔の色が綺麗な頃にもう一度。

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本堂は再興当時のもので、本尊如意輪観世音菩薩像のほかに、阿弥陀如来像(重要文化財)及び快慶作の金剛さった像等を安置する。書院は徳川秀忠(ひでただ)夫人天真院尼の寄進である。(以上説明は京都市駒札より)

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三段の滝が見えます。

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書院から本堂を見ます。

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格子窓のお部屋では写経、写仏が出来ます。

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小野小町由緒の遺跡として
小町文塚(小町に寄せられた千束の文を埋めたところ)。小町化粧の井戸。小町の艷書をはったという地蔵菩薩も安置されている。

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山科、醍醐は★旧に続きます。こちらです

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小野梅園 (開園は3月からだったようです) 写真は2月27日
遅咲きの紅梅。うす紅いろの事を古くは「はねず」といい、3月25日に「はねず踊り」が行われる。

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■散策・33 山科 醍醐」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。
「小野小町」世界三大美女でしたね、確か。当時は、美人の条件って顔形ではなく髪の長さ・ツヤなんかで決まってたらしいですね(笑)。
小町さんも、その条件にあってたのでしょう。深草少将との話は知りませんでした。百人一首の歌から、彼女の気持ちが伝わってきそうです。

さて先日のブログ紹介の件ですが、りせさんのおっしゃるとおり、
「新・京都を歩くアルバム」を早速紹介させていただきました。
ありがとうございました。よろしければ、ご覧ください。


おすすめ発見~もうひとつの紫の上~

http://plaza.rakuten.co.jp/discoveries/

投稿: 紫の上 | 2007年3月 8日 (木) 09:30

りせさん、こんにちは。
先日京都へ行った際に、ここ随心院にも行きました。
今回の京都行きは梅を見ることがメインの目的だったので
いろいろ調べていた時に名前すら初めて知った場所でした。
京都駅より南のエリアは未知の世界、東寺すら今回初めてです(^^;

そこまで京都御苑・二条城・北野天満宮・城南宮・・・と、
どこも梅がピークを過ぎていて少々ガッカリしていただけに
ここの小野梅園に入った時は
「あぁ、やっぱり来て良かった♪」
って思いました。
最終日、少々疲れてきてたのでパスしようか迷ってたんです。

ただ、その後の予定も考えるとどうしても時間が足らず、本堂の
方はちょこっとお参りしただけで中にはお邪魔してなくて。
今回のりせさんのお写真を拝見して、また改めて行ってみたく
なりました。

投稿: さくら | 2007年3月 8日 (木) 11:20

まいどぉ^^

そうどすか・・・ご主人が・・・^^

しかも偶然! ! 実は明日、わてのブログも「随心院」なんどす! ? 今見てびっくり! ! 

こんなことがあるんどすなぁ・・・って、考えたら当たり前か^^ 同じ京都どすもんね^^

投稿: 京人 | 2007年3月 8日 (木) 17:09

りせさん、(*~▽~)/こんばんわぁ~♪
私は此処を知りませんでしたが、素敵なお寺ですね。
小野小町ゆかりの寺と伺って、いかにも似合いそうと思いました。
せぎの水も澄んでいてセリが出てましたね。
クレソンが出ていても良さそうな感じですね。

投稿: fmk | 2007年3月 8日 (木) 18:29

はじめまして、こんにちは。
このブログ凄いですね~。
毎日更新するのは大変な事と察します。
でも、毎日京都が堪能できるなんてうらやましい限りです。
これからはちょくちょく見させてもらいます。
随心院は小学生の時に行ったきりなので、また行きたくなりました。

投稿: muchireo | 2007年3月 8日 (木) 23:25

★紫の上さん こんばんは♪
百夜通の話は私の歳では知ってますが、若い方はご存知ないかもと思います。
随心院では「ミス小町」やってるようです。現代の「小町」どのような基準でしょうか。
ご紹介有り難うございます。こちらも「相互リンク」を新しく作りますのでリンクさせていただきます。

投稿: りせ | 2007年3月 9日 (金) 00:15

★さくらさん こんばんは♪
地下鉄東西線で山科、醍醐が便利になりました。
小野梅園、私が行った時は2月だったからか中に入れませんでした。
本堂は苔が緑鮮やかな頃に是非行ってくださいね。

投稿: りせ | 2007年3月 9日 (金) 00:37

★京人さん こんばんは♪
明日、そうですか。今は梅の時期、みんな梅見に行きますものね。

投稿: りせ | 2007年3月 9日 (金) 00:52

★fmkさん こんばんは♪
境内の小川が爽やかでした。
去年行きそびれていて、この日が初めてでした。
シーズンには女性で賑わいそうです。

投稿: りせ | 2007年3月 9日 (金) 00:56

★muchireoさん 初めまして♪
コメント有り難うございます。
ブログというより、毎日更新のホームページのつもりです。
思い立った時に好きな京都に直ぐ行けて幸せだと思っています。
どうぞ覗きに来て下さいね。

投稿: りせ | 2007年3月 9日 (金) 01:06

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