白峯神宮 スポーツの守護神
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白峯神宮を訪れたのは「春季例大祭(淳仁天皇祭)」(4月14日)の前日でした。翌日の蹴鞠奉納の準備のテントが張られており・・・そして黄桜が満開でした。
白峯神宮(しらみねじんぐう) 白峰神宮・・・「峰」が間違いで、「峯」が正解です。
祭神は、保元の乱に敗れて讃岐に流され、その地で歿した「崇徳上皇」と藤原仲麻呂の乱に巻き込まれて淡路に配流されてそこで亡くなった「淳仁天皇」。
幕末の動乱期、孝明天皇は讃岐の白峯陵に祀られている崇徳上皇の霊を慰めるため、その神霊を京都に移すよう幕府に命じたが、その後間もなく崩御した。子の明治天皇がその意を継ぎ、現在地に社殿を造営し、明治元年(1868)8月、御影堂の神像を移して神体とし白峯宮を創建した。のち淳仁天皇も合祀されました。
左近の桜も綺麗な色合いをみせていました。
白峯神宮の社地は、蹴鞠の宗家であった公家・飛鳥井家の屋敷の跡地である。摂社の地主社に祀られる精大明神は蹴鞠の守護神であり、現在ではサッカーのほか、球技全般およびスポーツの守護神とされる。
サッカーをはじめとするスポーツ関係者の参詣も多く、社殿前にはサッカーやバレーボールの日本代表チームや、Jリーグに所属する選手などから奉納されたボールなどが見られます。また、特別な(?)絵馬は中に飾ってあります。
全国で唯一の「闘魂守」を求めて各地から参詣する人も多いそうです。
「絵馬」は・・・蹴鞠と、あらあら、、、スポーツと恋愛の両立??。
因みに崇徳上皇の百人一首は
瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ
相思相愛のご利益です。
下鴨神社・糺の森にある「第一蹴の地」の碑→こちらの記事の中にあります。
球技上達「撫で鞠」 石鞠を回してくださいね。
さすがだなあ~~と思ったのが絵馬。
絵馬を掛ける時、「絵の描かれた方」か「願い・名前の書かれた方」か、どっちを表に見せて掛けるか? 割合としては5分5分かなあと思うのですが・・・ここは見事に全部、願いを書いた方が表に見えていました。強い願いが込められてます。
蹴鞠 (けまり)
蹴鞠は日本の伝統的球技。7間半(12.7メートル)四方の鞠庭(コート)で、8人の競技者が鹿の皮で作った球を落さぬよう蹴りあう古式豊かな行事。御所の伝統芸能として伝えられ、現在、京都蹴鞠保存会により継承されている。無形文化財指定。烏帽子に水干、蹴鞠用の革靴という華やかな装束で蹴りあう光景は、見る人を平安情緒に誘い込む。
黄桜も満開です。
清水寺から東山の三年坂、二年坂辺りを歩いていた時に見た見事な黄桜はこちらです。伏見の清酒「黄桜」の「黄桜カッパカントリー」はこちらです。
武道の神 「判緒社」(とものをしゃ) 何となく可愛い狛犬さん。
「飛鳥井」
清少納言「枕草子」168段に・・・
『井は、ほりかねの井。走り井は逢坂なるがをかしき。山の井、さしも浅きためしになりはじめけむ。飛鳥井「みもひも寒し」とほめたるこそをかしけれ。玉の井、少将ノ井、櫻井、后町の井。千貫の井。』と九つの名水の中にあげています。
「潜龍社」 手前にあるのが「潜龍井」です。
「飛鳥井」から50mほど離れているだけですが、深さが違うと全く違った水脈源になり、味も温度も異なるそうです。
小賀玉 オガタマノキ(モクレン科)
「招霊」(おぎたま)とも書かれるとおり、神木・霊木として神社の境内に植えられることが多い。この木は京都では最大のもので、樹高13メートル樹齢800年といわれる。京都市指定天然記念物。左にあるのが手水舎の「飛鳥井」です。
※説明は「京都市観光文化情報システム」、「Wikipedia」より。
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