2019年2月15日 (金)

光琳の梅咲く 下鴨神社

目次  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

このところ暖かい日が多く光琳の梅が気になっていたので、下鴨神社に行ってきました。。

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楼門には、「二月十五日 新都山流免許状 授与奉告祭」と「二月十七日 新年祭」の看板がかかっています。

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楼門を入って御手洗池の方に行くと、光琳の梅はかなり咲いていました。

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まだ蕾も多くありますが、全体で四分咲き程度でしょうか。

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御手洗(みたらし)川にかかる輪橋(そりばし)のたもとにあります。

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尾形光琳(1658-1716)が、この梅をモデルにして「紅白梅図屏風」(国宝)を描いたとされるので、「光琳の梅」と呼ばれます。ただし、下鴨神社の看板には『この辺りを描いたのが紅白梅図で、以来この梅を「光琳の梅」と呼ばれるようになった』と書いてあります。

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現存する梅で樹齢がはっきりしている最高齢は、伊達正宗が朝鮮から持ち帰った仙台にある梅で樹齢400年強だそうです。樹齢150年を越える梅はめったになく、老梅の幹は、樹皮が黒っぽくなり、大きな裂け目や空洞が生じ、曲がったりねじれたりするそうです。

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古木の梅は、その姿から「鉄幹」や「臥竜梅」とも呼ばれます。こちらの梅が光琳の時代から生きているとはとても言えないので、看板のような表現になるのでしょう。

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紅白梅図屏風はMOA美術館が所蔵していて、左の白梅は古木で、右の紅梅はまだ若く、枝が力強くまっすぐ伸びて花が咲き誇っています。金色の背景は、金箔を貼った、あるいは金泥を塗って境目を描いたという議論が現在でも続いています。

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構図は光琳が尊敬する俵屋宗達の「風神雷神図屏風」を意識、あるいはそれを越えようとしているともいわれています。紅梅を拡大すると、まだ1~2分咲き程度です。

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光琳は京都の裕福な呉服商「雁金屋」に生まれ、画業に専念して絵師として評価されたのは40歳を過ぎてからです。

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江戸に5年ほど滞在した後51歳のとき京都に戻り、新町二条下るに新居を構えて制作に没頭しました。紅白梅図屏風を描いたのはこの時代だと考えられています。ちょっと御手洗池を回ってきます。

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御手洗池では「水みくじ」をしています。

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京都の富裕な町衆を顧客とし、音楽が聞こえるような躍動感を持った大画面の装飾的な屏風絵を得意とし、瀟洒な水墨画まで多彩な作品には、都会的な感覚と意匠があふれているといわれます。紅白梅図は彼の最晩年の作だそうです。

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遊び人の道楽から絵を始めた尾形光琳は、京都画壇の中心的人物、江戸時代中期を代表し、「琳派」を発展させた画家として評価されています。

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光琳が描いた梅でなくても、その子孫あるいは同種の梅と考えると、光琳の梅にはロマンを感じます。橋殿には干支の大絵馬が舞殿から移され、両側に「奉祝 天皇陛下御即位三十年」の垂れ幕があります。

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2019年2月14日 (木)

祇園を歩く 安井金毘羅宮南通り

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※写真は全てクリックで拡大します。

以前から気になっていた通りがあります。安井金毘羅宮南にある古びた雰囲気の通りです(TOPの写真)。東大路通の向かいは「高台寺南門前通」(東部は「維新の道」)ですが、こちらは道幅が3分の1ほどしかなく、正式な名前があるのかどうか分かりません。

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東大路通との角の「京輪」、カフェ・喫茶で、半とろアイス 焼きどーなっつのメニューが見えます。

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通りの先に、人だかりがしているのは「JEREMY&JEMIMAH(ジェレミー アンド ジェマイマ)」で、ふわっふわの京わたがし専門店だそうです。2016年8月にオープン、かなり迫力のある大きさの綿菓子が観顧客に人気だとか。

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このお店で、みなとやさんの「幽霊子育飴」を売っていました。その他、有頂天家族の「毛玉綿菓子」「箱詰めの地獄」など気になる名前もあります。最近、古川町商店街と京都伊勢丹B1Fに新店舗がオープンしたそうです。

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「佐々木旅館」 外観がちょっと危なげですが、暖かい雰囲気のお宿だそうです。

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「ティアック」 有限会社ですが、右にある「八坂塔の下商店会」の看板が気になります。これは東大路通から東の八坂通にある商店街で、どこからでも八坂の塔が見えるこどで知られています。通りが一筋ずれているので本当なのか分かりません。

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「セボン」 美容室です。

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「楽庵」 小料理屋さんだそうです。

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「風の倶楽部」 茶房と町家画廊、レンタルルームです。ここは、知る人ぞ知る猫作品専門の「猫画廊」だそうです。

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日本画家 ・陶芸・型染版画家・油絵画家・木版画家・墨絵画家 ・絵本作家・イラスト作家などの作家さんが創った猫作品が展示されるそうです。

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「かのこ安井店」 すき焼き、しゃぶしゃぶなど鍋料理のお店です。

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安井金毘羅宮の南の鳥居、この鳥居から神社までの参道は「絵馬の道」と呼ばれています。

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「とんちんかん」 豚料理、懐石・会席料理のお店だそうです。店の前にいつも同じ車が停まっています。

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「ジャスミン」 季節感のある上質な生地と、それを使ったオリジナルブランドのシャツやパンツ、エプロン、帽子などを販売しています。通りの北側にあり、可愛い猫ちゃんがいます。

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「メゾン・ド・フィーユ」 築20年、3階建、全6戸のマンションです。こちらも通りの北にあります。

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通りは150mくらいで突き当りになり、下は歩いて来た方を振り返って。右(南)の建物は「第7パールハイツ安井」で、築31年、五階建、全46戸のマンションです。

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突き当りはT字路になっていて、南の突き当りにお地蔵さんが祀られています。

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「京の宿ちとせ」 外観から想像できませんが、全7室(和室5室、洋室シングル2室)あり、各室バス・トイレ、テレビ、エアコン、お茶セット、浴衣、アメニティー・グッズを完備していて、格安のお宿です。八坂の塔の近くの民宿「ちとせ」は姉妹店だそうです。

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ここからT字路のもう一方の道を安井通に向かいましたが、今日はここまでです。

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