ロケ地を巡る 上賀茂神社
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
下鴨神社・糺の森と同様に上賀茂神社でも多くの映画やテレビドラマの撮影が行われてきました。数年前に御園橋のたもとの宮前広場が整備され、大鳥居や社標が設置されましたが、撮影はTOPの一の鳥居より中の境内で行われています。
鬱蒼とした糺の森は多くの作品で江戸近郊や地方の城下として使われましたが、明るく開けた上賀茂の境内は江戸や京都の市街地に模して登場することが多いようです。 以下の写真の季節は様々で統一していませんのであしからず。
参道の芝生では『銭形平次 お化け土蔵』(1971、江戸市中)、『暴れん坊将軍 10 罠に落ちた女の夢!あの頃の私に戻りたい』(2000、おもかげ橋/市中)が撮影されました。この記事は「時代劇の風景」というサイトを参考に、カッコの中は発表年と設定です。
馬場では、『ふり袖捕物帖 ちりめん駕籠』(1957、江戸市中)、『銭形平次 腕白小僧』(1970、深川界隈)。『かげろう絵図』(2016、江戸城西の丸御殿/市中)では参道右手(東)の馬場殿が登場します。
「二の鳥居」付近では多くの撮影が行われています。『新・平家物語 劇映画』(1955、平安京・神社境内)、『水戸黄門』(1957、神社境内)、『銭形平次 佛像が見ていた』(1970、江戸市中)、『地獄の辰捕物控 蘭の花は血の中に咲く』’1973、江戸市中)
境内では、『次男坊判官』(1955、上野東照宮)、『銭形平次 裏切りの刃』(1970、江戸市中)、『大岡越前12 姫様の好物ふかし藷』(1992、江戸市中)、『殿さま風来坊隠れ旅 女剣豪 赤頭巾ちゃんの冒険!』(1994、土浦藩城下)
左は橋殿で、『大江戸五人男』(1951、江戸市中)、『あさき夢みし』(1974、後深草院富小路御所他)に登場します。
下は楼門、その向うに本殿があります。このあたりで、左から流れてくる御手洗川と右から流れてくる「御物忌川(おものいがわ)」が合流します。流れは橋殿の先で「ならの小川」名をかえて、境内の南に流れていきます。
二の鳥居の横にならの小川にかかる「神事橋」があります。ここでは、『宮本武蔵 一乗寺の決斗』(1964、京・灰屋紹由邸付近)、『銭形平次 月に飛ぶ雁』(1967、江戸市中)、『風 百万両の腕』(1967-1968、江戸市中)
『徳川おんな絵巻 お転婆娘の御殿奉公』(1970-1971、出羽本荘城下)、『大岡越前2 朝顔』(1971、江戸市中)、『ご存知遠山の金さん 弥太郎初恋ざんげ』(1973、江戸市中)、『ぶらり信兵衛道場破り やきいもや』(1974、木挽町界隈)
「渉渓園」では、『銭形平次 母娘流し』(1967、湯島天神裏)、『遠山の金さん捕物帳 首を狙った男』(1972、江戸市中)、『ぶらり信兵衛道場破り 植木屋辰造』(1974、木挽町界隈)、『長七郎天下ご免! 巾着切りと玉の輿』(1980、江戸市中)
「山口社」は、『松平右近事件帳 三ツ葉葵を貫く銃弾』(1982-1983、神社/市中)、『遠山の金さん II 男ひとり 流れのままに!』(1986、江戸市中)、『暴れん坊将軍 III 新之助が愛した女』(1988-1990、芝界隈)などに登場します。
『鬼平犯科帳2 春の淡雪』(1991、目黒一本杉)では、スダジイの巨木が目黒の一本杉として使われました。悪に引き込まれてしまった火盗改の同心が、身代金を持ってきた商家の主に従いてきた下男がおかしらと知り、観念してスダジイの下で自刃します。。
神事橋の東にある庁屋(ちょうのや)はかっての北神饌所、横長の立派な作りで役所やお屋敷にぴったりです。『新必殺からくり人 荒井』(1977、東海道荒井宿)では荒井の関所として使われました。
『尻啖え孫市』(1969、岐阜城下・木下藤吉郎邸)、『銭形平次 御用金の行方』(1970、江戸市中)、『遠山の金さん捕物帳 罠にかかった女』( 1970、江戸市中)、『大岡越前2 紫の女』(1971、小石川界隈?)などにも登場します。
神事橋の先のならの小川のほとりにある「奈良神社」付近では、『月形半平太』(1961、京・東山界隈?)、『新選組血風録 あかね雲』(1965、京都市中)、『銭形平次 黒い迷路』(1970、山王境内/市中)などが撮影されました。
上賀茂神社では圧倒的多数の作品で「ならの小川」が使われました。水量豊かな小川で、切石を用いて作られた護岸が町なかの風景としてしっくりきます。川中に子供が入ってシジミをとっていたり、立ち回りが勢い余って水中に殺到してくることもあります。
『甲賀屋敷』(1949、神社境内)、『風 帰って来た男』(1967-1968、江戸市中)、『銭形平次 風車の唄』(1968、江戸市中)、『帰って来た用心棒 祇園小路に死す』(1968、京都市中)、『遠山の金さん捕物帳 仁王と呼ばれた男』(1970、江戸市中)
『三度笠の男』(1971、三間堀)、『遠山の金さん捕物帳 桜小僧が選んだ男』(1971、品川宿はずれ水車小屋)、『大岡越前2 罠』(1971、江戸市中)、『女の花道』(1971、京都市中)、『二人の素浪人 闇を裂く隠密二代』(1972、須坂藩城下)
『隼人が来る 白頭巾参上』(1972、金沢・城下はずれ神社他)、『新選組 京竹田街道の待ち伏せ』(1973/4、京・伏見市街)、『ぶらり信兵衛道場破り 九年目の浮気』(1973、江戸市中)、『編笠十兵衛 追憶』(1974、深川界隈)
下流に山森社・梶田社の摂社があり、尾行の際に身を隠すのに使われました。『運命峠 千姫御殿を斬る』(1975、江戸市中)、『銭形平次 殺しの罠 』(1975、江戸市中)、『痛快!河内山宗俊 一世一代の大芝居』(1975、江戸市中)
ならの小川は境内を抜けると「明神川」と名を変え、そのほとりの「社家町」でも多くのロケが行われました。例えば、『鞍馬天狗 角兵衛獅子』(1951、京イメージ)、『新選組血風録 池田屋騒動異聞』(1965、大坂船場・鍼医宅)。
突き当りと最後の写真は上賀茂神社の境外末社「藤木社」で明神川の守護神を祀ります。『天を斬る 雪割人形』(1970、某藩城下武家屋敷街)と『地獄の辰捕物控 御用提灯が闇に泣く』(1972、深川界隈)に社家町とともに登場します。
励みにしていますので、ブログランキングの応援のクリック↓をして下さると嬉しいです。
★こちらを是非よろしく→
ブログ村→
-------------------------------------------------------------------


































































最近のコメント